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テレビ局の廊下をバタバタと小走りで走る。
えーと、楽屋どこだったっけ…
プリントを確認しながら歩いてたら…
ドンッと誰かにぶつかった。
「あっ………す、すみません！」
慌てて顔を上げると
「大丈夫ー？思いっきりぶつかったなあ？」
この人は…………か、関ジャニの丸山さん！！！
わ、、、近くで見るとかっこいい。
「ほ、本当申し訳ございませんっっ！」
必死で頭を下げる。
「あー、ええよええよ？怪我なかった？」
「はい、、私は！」
や、優しいよ〜！神様だよ〜！
「ん？丸？どうしたん？」
奥からやってくるのは……、
か、関ジャニの大倉さん！！
か、顔ちっちゃ…！かっこいい…！
「あー、大倉あ、あのなあ僕がぼーっとしてたらこの女の子にぶつかってしまってん。」
丸山さんは私が悪いのにそんな風に言ってくださる。
「あーー」
大倉さんは私の顔をチラッと見る。
「どーせその子がぶつかったんやろ？丸、いこ」
馬鹿にしたように私を見て丸山さんの肩を組んで大倉さんはスタスタとどこかに消えてしまった。
…………は？
なに、今の態度は。
丸山さんが振り返って、ごめんねと口パクしてくれる。
ま、丸山さんは良い人だけど…
大倉さんってめっちゃ性格悪いのね…。
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作者名：凛 | 作成日時：2017年8月19日 16時
