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俺の好きな子(12) ページ14

〜お姉さん3〜

一通り彼女に怒られた彼女のお姉さん。
最初から最後までヘラヘラしてて、正直この人色んな意味で大丈夫かと若干心配になったのは言うまでもなく。

すっかり機会を逃してしまった為全力バスケ9回目は断念。
バスケットボールを自分のロッカーに仕舞ってれば軽く肩を叩かれて。

振り向くと彼女のお姉さんと彼女のおんな友達がいて割とガチでビックリした。


「あ……えっ…と……何ですか?」

「ん〜〜〜」

「これは……当たりかなぁ…?」

「…………此処じゃなんだ。ちょっと外出よう」

「はい?」


一応彼女のお姉さんと友達ってのもあって素直に教室からマルチへ移る。
多分イケメンと分類される俺と同年齢の男子が佐伯クンに肩を捕まれ女子に囲まれてLINE交換を迫られてて可哀想に思った。


「なぁ」

「あーー、はい」

「もしかして、だよ?」

「間違ってる可能性もちょっとある訳だからもしかしてって保険を掛けるね!」

「あ、うん」

「もしかしてだが……あんた我の可愛い可愛い可愛い可愛い妹、サヤの事大好きか?」

「は、はっ?!」


突然のお姉さんの質問。
お姉さんが『あー、当たりか』と赤毛を弄る。

いや、待て『当たりかぁ』の前に何で分かったんだよ。

俺の脳内の疑問はそっちのけに。
お姉さんと彼女の友達が『まぁ美人だしね』や『性格もクソ良いし可愛いしね』や『我の自慢の妹だからなぁ』やら好き勝手述べている。

因みにこのお姉さんと友達の発言全てに同意するしかない。
お姉さんが何か思い付いた様に手を打った。

友達さんとお姉さん、顔を見合わせてほぼ同時にスマホを取り出した。
それから『よし、』と息を合わせて。


「あー、えーっと………少年」

「え、同い年だよな?」

「名前分かんないんだもん!!名乗れよ!!」

「スゲェ理不尽な怒りだな。ハヤテです」

「アサリンはこういう娘何だ。ごめんな。ハヤテ君LINE交換しよ」

「はい?!」


唐突な申し出。
もしかしなくてもこの4人全員とLINE交換しろと…?

『嫌か?』と首を傾げるお姉さん。
嫌かどうかの前にする意味が分からん。

それを言えばお姉さんと友達がニンマリと口角を上げる。
何でも彼女の事教えてやるとかなんとか。

プライバシーの侵害では…?とか思ったが気が付いたらスマホを取り出してた。
今ではすっかり連絡を取り合う様になりました。

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設定タグ:実話 , 日記 , 恋愛   
作品ジャンル:エッセイ/日記, オリジナル作品
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葉璃/Hari. - そして最近、非常に困っています。彼からの恋愛感情をしっかり自覚してから、目を見て話せないんです。ドキドキしてしまい、話もうまくできず逃げてしまいます。もしよろしければ、アドバイスを頂けたら、うれしいです… (2021年1月31日 1時) (レス) id: 550abac7bf (このIDを非表示/違反報告)
葉璃/Hari. - クラスメイトも担任も皆、両想いなんじゃね?と、前々から薄々気づいていたらしく(担任まで…)くっつけようという感じになっているのですが、肝心の我々が一歩踏み出せておらず(笑) (2021年1月31日 1時) (レス) id: 550abac7bf (このIDを非表示/違反報告)
葉璃/Hari. - 何故コメントをしたかというと、今好きな人と両想いなことが発覚したからです。ニ者面談で担任にばらされました(オワタ)…と思っていたら、男子が「あいつお前のこと好きなんだって」と教えてくれまして。 (2021年1月31日 1時) (レス) id: 550abac7bf (このIDを非表示/違反報告)
葉璃/Hari. - とてもとてもご無沙汰!です。葉璃です。時折作品を読みに戻ってきてはいたのですが、とうとうコメントを…(笑)私はこのお話が大好きですので、待ちきれなくなった所存でございます。前回のコメントへの誠実な返信、ありがとうございます。感動致しました。 (2021年1月31日 1時) (レス) id: 550abac7bf (このIDを非表示/違反報告)
フクロウ少女 - 本当に実話かと思うほど学校生活やその外が充実していて、展開が多くて面白いです。私は性格のせいもあり、全然そういうことがなかったからとても妬ま...羨ましいと感じた。(自分はそういうの無視して本読んでるタイプ)こんなことがあるととても日常が輝いて見えそう。 (2020年6月22日 17時) (レス) id: 7343bd90c8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ハヤテ | 作成日時:2019年9月5日 0時

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