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お館様?偉い人…なのかな? ページ6

最終選別とやらが終わり、例の黒髪の子と白髪の子が現れる。

この場に居るのは私を含め5名。

…まだ山からはオニの気配を感じる。

あれだけいた筈のヒトは皆オニの餌食になったのだろうか…

許せない。

『残りのオニを全て片付けて来ます』

また山へ入ろうとすると「だ、駄目ですよっ!?」と炭治郎に袖を引っ張られた。

しかしあんな危ない生き物、放置する訳にはいかないだろう!?

『アレを野放しにしては犠牲者が出るだけじゃないか!』

私のその言葉には黒髪の子が「大丈夫です」と答える。

…んん?

すると今度は白髪の子が「鬼共はこの山から出られません、この山は一年中藤の花が狂い咲いておりますから」
と私に言った。

『確か、藤の花の香りが苦手でしたか?』

それには2人が声を揃えて「はい」と答えた。

ならば大丈夫なのだろうか…

いやしかし…等と考えていると、どうやら説明があるらしいのでそちらの話を聞く。
そしてカスガイガラス?を使いとしていただいた。

カスガイガラス…

『……非常食?』

その言葉に周囲が驚き、カスガイガラスまでもが慌て出した。
…違うのか。

玉鋼選びになり、説明を聞く。
成る程、日輪刀は特殊な鋼を使っているのか。
…では、私も自分の日輪刀を?
この拝借したものを使おうと思っていたのだけど…

炭治郎が1番最初に鋼を選んだ。

そして残った者達も玉鋼を選んでゆく。

私もなんだかちょっと気になった玉鋼を選んだ。

そして隊服の支給の為の採寸が行われ、解散となる。

私は炭治郎と一緒に炭治郎の師とオニになってしまった妹に会いたかったのだけど…

「「貴方様は私共と一緒に来てください」」

と、声を揃えて言ってきたから…

『…すみません炭治郎…何故か呼ばれているみたいです…』

炭治郎「いえ、仕方ないですから!」

炭治郎は結構ボロボロなのだけど…大丈夫なんだろうか?

『…独りで帰れるだけの体力はあるのか?』

炭治郎「なんとかなります、だから大丈夫です!」

…不安しかないのだけど、本人がそう言うなら仕方がないか…

私は大人しく黒髪の子と白髪の子と行く事になった。

その際に目隠しをされて何者かに背負われて連れて行かれたけど…

「決まり事だから悪く思わないでくれよ」

と、私を背負う人に言われた。

いや、重くないかが不安なんだけど…

そして着いた先で一室に案内され、「暫くお待ち下さい」とお茶とお菓子をいただいた。

…これから何があるのだろう?

個性的な人達→←不思議な人(?)



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作者名:綺羅 | 作者ホームページ:https://plus.fm-p.jp/u/tukimisou225  
作成日時:2022年12月1日 21時

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