ep.4 3/3 ページ6
玉「怖い人だったら誘拐されちゃいますよ?って俺も家連れ込んでたら同じですよね。すいません笑」
貴「いえ、!元はと言えば私が車で寝ちゃったから…ってその前に方向音痴だし…汗」
玉「はは笑 でもほんと気をつけないとダメですからね!」
そういい私のおでこを軽くデコピンする。最初は少し無愛想な人かと思ったけれど蓋を開けてみたら凄くいい人で驚いた。
貴「うう、頭痛い」
玉「もしかしてあんまり強くなかった?」
貴「強いつもりだけどな…おかしいなあ」
玉「お水いります?」
すっかり酔ってしまった私は玉森さんに心配をされていた。
貴「おみずいらない」
微かに玉森さんが笑っている声が聞こえる私は凄くふわふわして気持ちのいい感覚であまり記憶はなかった。
玉「寝室いきましょっか」
貴「あるけないよう」
えーなんて声が聞こえながらも玉森さんはひょいっと私を持ち上げて寝室まで運んだ。
そしてそのまま私の記憶は完全に途切れた。
貴「うーん」
朝目が覚めると…隣に男の人が。夢!?!?そう思い顔をマジマジとみると玉森さん…だ。
布団の中を見るとお互いに服を着ていなかった。
…となると。………私はもう一度目を瞑った。夢だ。これは夢。夢。夢。
無理だ。眠れない
ゴソゴソと動いていると玉森さんが
玉「うーん…ふぁぁ。あ、Aさんおはよう。」
貴「え、あ、おはようございます」
玉「Aさん凄かったから俺体痛い」
凄かった…?体…痛いだと??これはホントに知らないと聞くべきか知っているふりをするべきか。いやだけど…
貴「すごかったって…?」
玉「え、もしかして覚えてない?」
貴「いや、覚えてます覚えてます!!」
馬鹿か。なんで嘘つくんだ自分。心の整理がつかず私はベッドから起き上がろうとする。するとふと力が抜けて立てなくなってしまった。
玉「そりゃ立てないよ笑」
玉森さんは私を見て笑う。やばい。覚えていないどうしよう。
とりあえず…ベッドに戻り周りの服を集め服を着る。そしてベッドから出てこない玉森さんに
貴「すみません。泊めて頂いちゃって。また後日必ずお礼しますので!それでは!」
足早に家を出て駅へ向かった。幸い駅は近かったようで助かった。
そして私は昨日の事を思い出そうと電車に揺れていつの間にか眠ってしまっていたのだ。
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作者名:とまと | 作成日時:2019年8月14日 19時