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〜土方side〜
今真選組、いや江戸中って言った方が手っ取り早ぇほどの規模である人物を探している。
父「お前ら!うちのAが見つかるまで寝ずに血眼になって探し出せ!」
母「もうこれじゃあ一族の恥だわ」
そう叫ぶ
沖田「Aの部屋の窓は開いてたんですぜィ?自らの意思で出てった可能性の方が高いんですから探す必要なんてどこにあるんです?」
父「バカを言うな!Aの部屋は2階だぞ!?もしそうであればアイツは落ちてるし怪我しているだろう!?それにあの高い屋敷の塀をどう超えたと説明するんだ!」
たしかに親父さんの言う通り、箱入り娘だったAには全て不可能な事だ。誰かが攫ったとしか思いつかねぇが、問題はその"誰か"だ。
銀時「定春、これを嗅いで見つけ出せ」
そうやる気のなさそうにペットのでけぇ犬を使って探させている。元からやる気のねぇ奴だがもう2日も寝ずに探してるのだからこうなっても仕方ねぇ。
土方「どこにいんだよA」
総悟と同い年で、小さい頃から護衛させてもらってたから妹のように面倒見てきた。また親からの束縛で苦しませることはぜってぇしねぇ。頼むから無事で帰ってきてくれ、A。
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作者名:m | 作成日時:2023年5月4日 15時