今宵、君と (ページ22)

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〜神威side〜
会議の途中凄まじい揺れと音が響いた。それとすぐ経った頃、ここにはいるはずのない実の妹たちが戦闘態勢で走ってきた。

神楽｢神威ぃぃいいいいい！｣

そういい俺に拳を振る。すかさず俺はそれを受け止める。

神威｢人の家に入る時、お邪魔しますって敬意を表すことを知らない？｣

神楽｢そんなのどうでもいいネ！Aを今すぐ渡すヨロシ｣

そろそろとは思っていたがまさか船に乗り込んでAを取り返そうってことか。

神威｢なんの話？お兄ちゃんわからないなー｣

神楽｢まだとぼける気アルか！｣

そう言うとまた俺に飛びかかってくるが今コイツに構っている暇なんてない。一刻も早くAのところへ行かないといけない。

神楽｢今お前に構ってる暇ないんだ｣

神楽｢どこ行くアルか！｣

妹の声を無視し走り出すとそこには目を疑う光景があった。それは地球の警察が意識のないAを担いでいた。また守れないなんて嫌だ。またお前らは見ていないフリをしてA1人に重荷を背をわせるのか。Aを返せ。返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ…。

土方｢！？｣