9話 ページ11
その声はつい数日前に聞いたものよりも低く
そして空気が重くなるほどの圧をその声に感じた
「...なっ」
私と、私の前にいる人が後ろを振り向けばそこに立っていたのは数日前に私を助けてくれたその人だった
「...ぁ」
私と一瞬目が合うと、直ぐに視線をもう1人の男の人に向け私を通り過ぎて近づいていく
すれ違った時、小さな声で"目を閉じてて"と言われて、私は目を硬く閉じた
「て、手間が省けた...今すぐーーーーーっ」
その言葉の続きは、聞こえては来なかった
代わりに倒れ込む音が聞こえて、その後すぐに目を開けていいと言われてそっと目を開けると2人は地面に倒れていて
数日前の光景と同じものを見ている様だった
「...怪我は」
「な、い...です」
偶然か
必然か
私はこの短期間のうちに
またこの人に救われたのだ
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娃莉紗(プロフ) - ゴリラの娘ですさん» コメントありがとうございます!そのお言葉だけで更新頑張れます...(´;ω;`) (2021年10月25日 20時) (レス) id: 877b6d7b57 (このIDを非表示/違反報告)
ゴリラの娘です - ゑ、めっちゃ好きです。更新頑張ってください(*- -)(*_ _)ペコリ。 (2021年10月25日 19時) (レス) @page5 id: dfc5bee49e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:娃莉紗 | 作成日時:2021年10月24日 19時