【呪術廻戦】 お前は推しじゃないんだよ！！ 【五条悟】

推し29 ページ31

NOSide


監視一日目は特に何もなく終わり


二日目も特に何もなかった


だが就寝前Aは行動に出た


『すみません、伊地知さん』


伊地知「？なにがでしょうか？」


『忙しい中私のお守りだなんて』


伊地知「いえ、これも仕事ですから
それにAさんは五条さんと違って‥‥

あっいや何でもないです」


「忘れてくださいお願いします」と
慌てて訂正する辺り
余程頭を悩まされてるよう


『‥‥伊地知さん結構
こってるんじゃないですか？』


伊地知「え、やぁ‥‥」


『揉んであげますよ』


伊地知「‥‥はい？！」


『私上手いんですよ？こう見えて
波越徳次郎と言われるほどなんですよ』


そう言うとワタワタと
困惑したような様子をみせる


これは健全な誘いだったのだが
やはりそっち方面への考えが出てしまうのか
顔が赤い


そんな反応に少し可愛さを感じながらも
Aに引き下がる様子はない


『イマイチだったらやめますから
私からの感謝ってことで、ね？』


伊地知「いえ、ですが‥‥」


よからぬ方に妄想してしまっている
伊地知をよそにAは強行突破


私は伊地知さんの後ろに回りこみ
肩をつかむ


『わっ』


少し触っただけで肩がこっていることがわかる


予想以上のかたさにこりゃ大変だわ
とAは息を呑んだ


そして指を揉みほぐし準備を始め
肩に手を再びやると


【グッグッ】と親指に力を入れ肩を揉み始める
と伊地知の頭がピクリと動く


『こってますね、やっぱり
それだけ身を粉にして働いてきてるんですね』


伊地知「い、いえそれほどでも‥っあ」


Aの言葉は大袈裟なものではなかった


指に圧がかかると伊地知の脳には
電気のように痛みと快楽が走っていく


最初こそ拒んでいた伊地知だったが


日頃の疲れが溶けていくような快楽を
味わった今は拒むという選択肢は消えていった


『この分だと腰もヤバそうですね
腰もやっちゃいましょうか』


快楽で思考回路が鈍った伊地知を
ソファーに移動させうつ伏せにさせると
伊地知に跨り腰に手を当てる


そしてまた指で【グッグッ】と
圧をかけるとまた先程と同じように
痛みと快楽が伊地知を襲う


そして寝心地の良いソファーに
AのGODハンドにより


伊地知の瞼は重くなっていく


そして寝落ちるのにそう時間はかからず
気がつけば寝息を立てていた


『‥‥我ながら恐ろしいぜ』


クスリと笑うと伊地知にかけ布団をかけ
静かに部屋から出ていった

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