あなたの我儘を聞かせて (ページ37)

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手紙ページ37

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「Aおはよ〜、飯できてるぞ」

『おはようルウ
ちょうどお腹空かせてたの！』

点滴を繋げながらAは朝ご飯であるおにぎりをつまむ
つまみながら海を眺めていると
シャンクスが驚いた顔をしながら走ってくる

「A、、」

『あらシャンクスおはよう
眠れなかったの？すごいクマ』

「いつ目覚めた？」

『昨日よ、シャンクスが医務室に来た時には
既に起きてたわ』

「ふっ、お頭はAに1枚取られてるな」

「はぁぁ…ごめんな、A」

『ウタを置いていった挙句自分のせいと嘘を吐き
私を守るという約束を守れなかった事に対する謝罪？』

ぺラッ
Aは朝に配られた新聞を読みながら
シャンクスに問いかける

「本当にすまなかった
一度レイリーさんに、、、」

『あぁその事なら大丈夫よ
今朝に手紙を出したから』

「て、手紙？」

『{拝啓、父レイリーお姉さん
元気に過ごしていますか

噂にはなっていると思いですが念の為此方からも
送らさせて頂きます

事の経緯は〜
(以下エレジア、ウタについて)

怪我を負いましたが責任は私にあります
よって赤髪海賊団船長赤髪のシャンクスは関係ありません

p.s 女ヶ島のみんなやハンコックにきちんと
弁明してちょうだい

シルバーズ・A}』

「Aをシャボンディ諸島へ返す時
お頭命あるのか……」

『ふふ、どうかしらね？
ハンコックがなんというか、、、

それはそうとルフィ達にはどう説明するつもり？』

「ルフィには隠しといて欲しい
奴にはまだ、早すぎる」

『そ、船長が言うならしょうがないわね』

そう、ルフィにもウタにも真実を知るには
まだ早すぎるのだ。

Aやほかのクルーたちの治療をすすめながら
レッドフォース号はフーシャ村へと向かって行った