わたしたち結婚しました

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「あ、れんくん、今日ソミオンニがれんくんも送ってくれるって！」

目黒「え、そうなの？」


メンバーを迎えに行くと言って嬉しそうにご飯を食べていたAちゃん。まだ見たことのないRed Velvetのメンバーさんに少し嫉妬しつつも、喜んでいる可愛いAちゃんを見せてくれてありがとうと内心思っていると思わぬ言葉が。

ソミオンニとは何を隠そう俺に敵意剥き出しのRed Velvetのマネージャーさんだ。


目黒「そういえばソミさんに会うの初日ぶりかも」

「…たしかに、わたしも連絡はとってたけど会うのはそれ以来だ」


今日も敵意びんびんに向けられるのだろうか。悪寒を感じながら、着替えてくるね、とAちゃんに声をかけてリビングを出た。


▽△▽


数分後、Aちゃんも着替えを済ましたらしく、二人並んでテレビを見てソミさんを待つ。

時折俺に今の日本語なに？って目をきらきらさせながら聞いてくるのが可愛くてニヤニヤしているとやっぱり怒られた。


「も〜また笑った！」

目黒「これはもう生理現象です、ええ」

「せーり？なに？」

目黒「…あ、スマホなってるよ」

「ほんとだ、マネオンニだ」


ちょっとごめんね、と電話に出て韓国語ですらすらと喋りだしたAちゃん。

…俺も韓国語勉強しようかな。阿部くん韓国語できるかな〜なんて考えていると、マネオンニ着いたって！いこ！と腕を引っ張られた。


目黒「ソミさん、おはようございます」

ソミ「Aに手出してないでしょうね？おはようございます」

目黒「………はい、仲良くはさせて頂いております」

ソミ「それはよかったです」


にこやかに早口でそう言ってからAちゃんに向かって全力の笑顔で抱きつきに行ったソミさん。

にこやかではあるけど………俺に向ける目が笑ってないんだよなぁ。

苦笑いをこぼしてから一足先に車に乗り込んだ。

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