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ぎゅう、とれんくんに抱きしめられ、やきもちをやいていたれんくんは落ち着いたらしいけど。わたしはずっと落ち着けずにそわそわしながらシャワーを済ませて眠れない夜を過ごした。
ああ、なんでわたし抱きしめてなんて言っちゃったんだろう…自分で自分の首しめちゃってるじゃん…
悶々としながらずっと寝返りをうっていた深夜。マネオンニから「明日一緒にメンバー迎えに行こう」との連絡。
そっか、明日やっとメンバーたちが日本にくるんだ！と嬉しくなったわたしは、ベッドに入ってからかれこれ二時間後、やっと眠りについた。
△▽△
「…ねむい……」
目黒「寝れなかったの？」
「うん、」
れんくんのせいでね！！まあわたしのせいでもあるんだけども！！なんて言葉は飲み込んだ。
もぐもぐと白ご飯を頬張るれんくん、ご飯食べてるときは小動物みたいで可愛いんだよなぁ。
「今日ね、メンバーたちが日本に来る日なの！」
目黒「そっか、じゃあお仕事もはじまるの？」
「うん。明日からしゅうろく？とかさつえいとか」
目黒「ああ、テレビの収録？俺も明日収録だ〜」
「一緒にがんばろうね！」
目黒「頑張るけど、Aちゃんと一緒にいられる時間減っちゃうね」
「………そっか、れんくんにおかえりって言えないかもしれないんだ、」
思わずうつむくわたし。
ウギョルが始まってから今日までは、メンバーがまだ韓国にいたからウギョルの撮影以外の仕事がなくてほとんどウギョルハウスにいたし、れんくんと過ごす時間もたくさんあった。
でもきっとRed Velvetとしての仕事が始まっちゃうとレッスンもあるだろうから、今までみたいに帰りが深夜とか朝方になることもザラにあるんだろうなぁ。
れんくんと過ごす時間が当たり前になりつつあったから、ちょっと寂しい、かも。
「…さみしい」
目黒「…俺も寂しい」
でも、とれんくんは言葉を続けた。
目黒「ここに帰ってきたら俺がいてAちゃんがいる事実はかわらないから、大丈夫」
「…うん」
目黒「二人の時間の作り方はいっぱいあるよ。たくさん連絡とったり、休みが一緒の日はデートもしよ！」
「うん、そうだね！」
Aちゃんを連れて行きたい場所いっぱいあるから！と無邪気に笑うれんくん。
つられてわたしも笑って、少しだけ溢れた寂しい気持ちはもうない。
寂しい気持ちのかわりに溢れた恋心には、今は気づかないフリをしよう。
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リン(プロフ) - 凛子さん» ご指摘ありがとうございます🙇♀ (2022年8月20日 18時) (
レス) id: e93f4c18aa (このIDを非表示/違反報告)
凛子(プロフ) - 18ページの남편 ですが、韓国だと敬称をつけるので남편님が正しいかと思います^ ^ウギョル好きで更新楽しみにしています〜頑張ってください^ ^ (2022年8月19日 18時) (レス) @page18 id: 27fb3368d0 (このIDを非表示/違反報告)
りかちゃま(プロフ) - ウギョル好きで良くみてたので、懐かしい〜って感じで面白いです👏👏素敵なお話ありがとうございます💜 (2022年8月9日 21時) (レス) @page21 id: 09587eedf4 (このIDを非表示/違反報告)
だいふく(プロフ) - こんな小説読みたくて見つけて嬉しいです！更新楽しみにしています。応援してます！ (2021年4月14日 15時) (レス) id: 66cabf43f7 (このIDを非表示/違反報告)
まいまい(プロフ) - 続編はないんですか？終わりになってしまってるので。 (2020年12月17日 1時) (レス) id: b254dee173 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リン | 作成日時：2020年4月1日 15時
