ポケモントレーナーの文豪トリップ物語 ニンフィア！

56話｢愛でたって良いじゃないか、可愛いんだもの。｣ ページ20

はーい今現在マフィアの拠点なう☆



へー、マフィアの中ってこうなってたんね。なんか色々お高そう←


｢あたりをキョロキョロするな 斬るぞ｣

｢ゴメンナサーイ｣


斬られるのはやだよ〜

てか眠いよ〜



て、エレベーター長くね？揺れが丁度よすぎてまじ眠いよ？



｢ふぁ…………くあぁ………｣


あ、欠伸出ちゃった。

相手は交代かな？………って、それはランクマや。



ﾁ-ﾝ


着いたみたい。



エレベーターでたらなんか真っ黒黒助(黒服)が銃向けてきたけど、芥川見たら直ぐに下ろした。



てかやっぱ廊下長くね？


あと絨毯がくそふかふか。寝たい。




あ、なんかデカい扉の前に来てた。着いたみたい。

中からなんか可愛い女の子の声とおじさんの声がする(((


｢………首領 芥川です｣



……………聞こえてないみたい。


｢……………入ります｣


あ、入るのね。


ｶﾞﾁｬ



｢あぁ〜〜エリスちゃぁ〜ん 可愛いねぇ〜次はこれを着てみてくれるかい？｣

｢ヤダ！｣


部屋に入って真っ先に目に入ったのは、可愛い服を着た幼女と、その幼女を追いかけ回してる中年。

｢……………｣

｢……………｣


ﾊﾟｼｬ


カメラ切る音がして、皆の目線が私に集中する。



｢……………｣

｢……………｣

｢……………ロリショタっていいよね←｣

｢分かる←｣

｢貴様…………八つ裂きにされたいのか｣

｢ヤダ☆｣


ちな今の私の手にはカメラ機能が開かれたスマホが握られております☆



｢…………ｺﾞﾎﾝ、首領、件の者を連れて参りました｣


そしたら窓？のシャッター的なのが降りて、部屋が真っ暗になる。

そして物音がしばらく聞こえ、止んだと思ったら幼女はいつの間にか居なくなり、先刻の中年は全く違う雰囲気を纏って高そうな椅子に座って手を組んでいる。




｢君達はたった今ここに来た。何も見ていない。いいね｣

｢はい｣

｢え、もっと写真撮りたかった←｣

｢わかる、わかるけど！今は止めなさい｣

｢へいへーい｣


エリスちゃん可愛いもん。仕方ない。



｢芥川くん、御苦労だったね

下がっていいよ｣


｢承知｣



芥川がゴホゴホ咳き込みながら去っていく。

やっぱりキヤナは避けていく。師弟で似るもんなのかねぇ……………




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