88話 ページ40
アイスショー当日
スタッフさんに隠してもらいながら会場入りするのも最後だ
衣装に着替えヘアメイクもしてもらった
発声練習も終えたのでバックステージに向かう
佳「今回はドレスじゃないんだ？」
今回のわたしの衣装は白の半袖トップスにデニムのショートパンツ
腰には赤のギンガムチェックシャツを巻いて、靴は白のハイカットスニーカー
髪型は上の方でおだんごにしてもらった
『ドレスじゃ曲のイメージに合わないかなと思って。おかしくない？』
佳菜子とあっこちゃんの前でくるっとまわってみると、2人からOKがもらえたのでよかった
MCの声が響くとざわついていた会場が静かになる
曲が流れると同時にステージがライトで照らされ、笑顔で手を振りながら歌い始めた
アイスショーはあっという間に終わってしまい、今はバックステージでお疲れ様とハグを交わしていた
飛「A! インタビューあるからきて」
『インタビューって１人でですか？』
飛「大ちゃんと一緒」
大ちゃんが一緒ならしゃべってもらおう(笑)
コラボについて大ちゃんが話してくれたので、ほっとしてたらマイクが向けられる
「MARIAさん、初めての公の場ですがどうでしたか？」
『たくさんの人の前で歌うのは初めてだったのでものすごく緊張しました。でも会場にいらしたお客様が笑顔でいてくれてので、とても楽しく歌う事ができました』
「最後にファンの方に一言お願いします」
『初めまして、MARIAです。いつも応援ありがとうございます。これからは皆さんに歌をお届けする機会が増えると思いますので楽しみにしててください』
「お疲れのところありがとうございました」
「『お疲れ様でした』」
ホテルのベッドに寝転びながらスマホをいじる
アイスショー終了後、TVやネットにMARIA=わたしの顔が出てからLINEがたくさんきてたので読んでいたんだけど、確認しているそばから新しいメッセージが届く
「LINE止まんないね」
隣で同じように寝転がる結弦に言われる
『高校の時のグループラインが今さら盛り上がるとはね(笑) 明日になれば落ち着くかな？』
音が出ないように設定してベッドサイドにスマホを置き、結弦の方へ体を向ける
しかしその前に後ろから抱き締められ、耳にキスが落とされると同時にTシャツの裾から手が忍び込み素肌を撫でる
『ふっ…ん…、…するの？』
「ん…だめ？」
『…だめじゃない』
そう答えれば結弦の熱によって身も心も溶かされていく
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ぷに子(プロフ) - はらさん» 再度のご指摘ありがとうございます。移行した時にチェックがついたまま更新してしまいました。今後このような事が無いように気をつけたいと思います。 (2018年6月9日 13時) (
レス) id: 89aaf95143 (このIDを非表示/違反報告)
はら - 前回も注意させて頂きましたが貴方は違反行為をしているという意識がないように思います。次は違反報告しますので (2018年6月9日 12時) (レス) id: 4e99e45b45 (このIDを非表示/違反報告)
はら - オリジナルフラグをちゃんと外して下さい違反行為です。ルールをちゃんと理解の上作品を作って下さい (2018年6月9日 12時) (レス) id: 4e99e45b45 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆづ子 | 作成日時：2018年6月9日 9時
