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＜＜ 亜嵐side ＞＞
マサ「亜嵐くん、好きな子いないの？」
亜嵐「え、いねぇよ」
お前になんか言えるか！
マサ「バレバレよ？」
亜嵐「はぁ？！」
マサ「顔真っ赤にしちゃって。恋すると女の子って可愛くなるじゃない？それって男の子一緒なのよ。ホルモン的な？」
亜嵐「なに、俺のホルモンが溢れ出てるとでも言いたいの？」
マサ「そうじゃなくって、雰囲気よね。恋してるっていうオーラ。で、誰なのよ？」
だから、絶対言わないって！
マサ「でも、Aも最近恋してるみたいなのよね。」
え、
マサ「あの子、自分じゃ気づいてないけど恋するとリップ買う癖があって。可愛く見られたいのかしらね。」
亜嵐「ふーん。その相手、涼太じゃね？たぶん。」
マサ「あら、そうなの？」
根拠はないけど。
マサ「ま、あの子が幸せなら相手が誰でもいいけどね。」
亜嵐「マサって、本当A好きだよな、」
マサ「親友だからね！それに幸せになってもらいたいのよ、今までずっと見てきたから。」
マサはAのことを「ワタシの宝物」って言った。
今まで付き合う男はみんなクズで、
無職ヒモ男とか、DV男、束縛男。
そのたびに傷ついてるAを見てきたって。
マサ「あの子、いっつも尽くしてきたから。」
亜嵐「ふう〜ん。」
マサ「要はね、あの子を全力でお姫様にしてくれる王子様みたいな人がいいのよ、あの子には。」
王子様って。
それ、俺勝ち目全くないじゃん。
向こうは正真正銘、王子様だっつの。
マサ「亜嵐くんだって王子様になれるわよ？」
亜嵐「は？」
マサ「亜嵐くんの好きな子、Aなのね。」
亜嵐「ちがっ、」
マサ「いいのいいの。黙ってるわ。」
でも・・・、とマサが続けた。
マサ「亜嵐くん、好きなら動きなさい。」
なんか刺さったな。
マサ「見てるだけじゃ何も起きないし、思ってるだけじゃ伝わらないわよ。」
ありきたりな言葉だけど、とマサは付け加えた。
いや、その通りだよ。
マサ「あんたはワタシの親友だから応援するわ。」
親友認定までされたけど。
オカマに背中を押されて、
やっと行動するってどうよ。
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白濱萩花 - オチ、亜嵐君がいいです! (2017年12月2日 20時) (
レス) id: 79071412cc (このIDを非表示/違反報告)
ちゃき(プロフ) - 玲奈さん» そう言われると亜嵐にしたくなっちゃいます…笑 更新たのしみにしててください♪ (2017年3月5日 12時) (レス) id: 9910fcebbd (このIDを非表示/違反報告)
ちゃき(プロフ) - Blue Berryさん» やばいですよね！どっちにしようか、まだ悩んでます(笑)更新頑張ります！ (2017年3月5日 12時) (レス) id: 9910fcebbd (このIDを非表示/違反報告)
玲奈 - 亜嵐がいいなー (2017年3月3日 23時) (レス) id: 1d44ad7754 (このIDを非表示/違反報告)
Blue Berry - 亜嵐君か涼太君か…………もうやばいです！！更新頑張って (2017年2月25日 6時) (レス) id: 4f23516b84 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゃき | 作成日時：2017年1月11日 9時
