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お皿が3枚 ページ4












『なななななななな』









凪「ごめん、美味しそうだったからつい。」









『(美味しそう!?)』









首筋を舐められた少女は凪誠士郎の腕から抜け出し、部屋の隅に逃げた。









凪「あー…ごめん。」









申し訳なさそうに言う彼を見て顔を赤くしながら少女はぶんぶん首を振った。






首とれちゃうレベルで。









凪「首とれちゃうから止めな?」









さすがにちょっと調子に乗りすぎたのか、凪誠士郎は少女に近づき、頭に手を置いた。






端から見ればさらさらヘアー貞子を手懐けるベビーフェイス巨人。






脳内が渋滞しそうな光景である。









『(凪さんは、私の首筋をなんの食べ物と勘違いしたのだろう。)』









少女がちらりと見上げると無機質な彼の瞳と視線が交わった。









『(ち、ちかい…)』









凪「(目、合った。可愛い。)」









二人してそれぞれ考え事をしながら暫く見つめ合った。






ピロリン









『ビクゥ』









凪「(ビクってなった…可愛い)洗濯物終わったみたいだね。」









手伝う、と言って凪誠士郎が洗濯機に向かおうとするのを少女は慌てて止めた。






そしてメモ帳を取り出して見せた。









――――私がやるので大丈夫です。









凪「いや、1人でこの量はムリでしょ。手伝う。」









――――選手は休んでいてください。私の役目です。









凪「……じゃあ終わるまで待ってる。」









むすっとしている凪誠士郎を不思議そうに見ながら少女はシャーペンを走らせた。









――――お疲れじゃないんですか?









凪「別に、さっきAを充電したからだいじょーぶ。」









『?』









なんのことか理解していない少女は?マークを浮かべながら洗濯物を取り出した。






半分は帝襟アンリがやってくれたため、残り約130人分のボディスーツを干さなければならない。






手早く次々と慣れた手つきで干していく少女を凪誠士郎は傍観していた。









凪「(夫婦みたい…)」









そんなことを思いながら小柄な少女の後ろ姿に目を奪われていた。






――――――――――――――――――――――――――――――――


個人的にヒロインちゃんの前だけは面倒くさがらない凪くんであってほしい。気遣いができるの良くないですか??キャラは崩壊するけど。












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シア - 最新待ってます‼︎ (8月19日 17時) (レス) id: 38b8a932a2 (このIDを非表示/違反報告)
琴瑛(プロフ) - 赤だか青だかわからないさん» 勿論です!! (2023年3月23日 18時) (レス) id: d7649bd437 (このIDを非表示/違反報告)
赤だか青だかわからない - わたくしも行かせてくださいません? (2023年3月23日 16時) (レス) id: 2f74d2ec43 (このIDを非表示/違反報告)
琴瑛(プロフ) - らーさん» 良ければ一緒に探しに行きませんか?(笑)更新頑張ります! (2023年3月23日 15時) (レス) id: d7649bd437 (このIDを非表示/違反報告)
琴瑛(プロフ) - 黒糖さまでーすさん» ホント、まじでそう思ってます(笑)更新、頑張りますね。 (2023年3月23日 6時) (レス) id: d7649bd437 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:琴瑛 | 作成日時:2023年3月22日 23時

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