仲間と絆と守るもの (ページ36)

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コンビニに辿り着くと

田中｢あれ？北山じゃん｣

森田｢もしかして今度は雪の方に首突っ込んでんの｣

食料調達をしているであろう2人に遭遇

貴方｢そーゆー2人はまたバスケですか？｣

田中｢いや？北山と同類といったとこ｣

貴方｢へ？｣

森田｢どーせ首突っ込むの目に見えてたし？優しい優しい美勇人くんが協力してあげようと｣

田中｢おい、俺もいるから｣

森田｢で、北山はなんか収穫あったわけ？｣

見事にスルーする森田さんに田中さんかなりしょげてるのが可愛いなとか思ったり ←

田中｢ちょ、笑ってんじゃねえよ｣

貴方｢いやだって……何でもないです
あと収穫も何もまだ調査始めたばかりだから｣

森田｢ならいいこと教えてあげる、北山1人でこれを解決は無理だろな｣

森田さんが言うには青龍学院が絡んでいるとのこと
この間の白虎もだけど

北の玄武、東の青龍、南の朱雀、西の白虎といった具合に学校がありその真ん中に建つのが鬼竜らしい

この五校に共通するのは皆世間から煙たがられてるヤンキー校であることで

今回の万引き事件は青龍の仕業である可能性が濃厚だと

貴方｢でもなんで私だけじゃダメなの？｣

田中｢北山1人で青龍倒すとかどう考えても無謀だろ？｣

森田｢雪だけでいっても同じ、学校全体で行かなきゃやられる｣

聞く限り、白虎とは比べ物にならないんだろう

田中｢ま、石はいざとなれば協力するさ
慎太郎と北斗はまだ北山のこと認めてなさそうだけど｣

森田｢虎はしめに関しては北山のことお気に入りらしいし仲ちんも如恵留も大丈夫っしょ｣

ここからが雪との本当の戦い
あの方々に認めてもらうためにも学院の名誉のためにも一歩も引けない

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