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第陸話『藤の花』 ページ7

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第陸話『藤の花』




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最終選別





行くべからず





「A、必ず帰ってくるのですよ



死ぬことは許しません。これは私の変わりだと思ってください」



師範はそう言い、私にリボンのかんざしを下さった


リボンの中心部に薔薇の花がついてあり少し揺れるとリンと音のする、師範と色違いのかんざし
それはまるで師範の様に美しく鈴としていた


「・・・ッありがとうございますッッ!!」



私は頭を下げありがとうと何度も何度も言い頭にかんざしをつけたあと師範に『さよなら』ではなく『行ってきます』と伝えた。


すると師範は目を見開いた後に「行って、、らっしゃい」と伝えてくれた









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作者名:きぶつじ x他1人 | 作成日時:2019年12月28日 0時

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