ひとりじめ【緑】 (ページ9)

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宮近君は赤い靴で、松倉君はオレンジベルト。

しめ君はピンクの靴下で、閑也君くんは胸ポケットが黄色になってるTシャツ。

元太君は青いサスペンダーを片方だけ肩に掛けて貰おうかな～。

如恵留君は白いバンダナを手にまいいてもらって、メガネかけてもらい、中村君は緑のキャップっと。

今回のテーマは色。

全身白い服にメンバーカラーのワンポイントをどこかに入れたコーディネート。

ペンキで汚すみたいだから動きやすくてシンプルかつ、オシャレな感じになるように。

今日も石井さんは別件で居ないから1人で頑張らなきゃ。

アイロンがけもオッケーだし、今回は衣装の買取だから早く帰れそう。

「あ、シミついてる」

何故だかしめ君のTシャツにシミが。

しみ抜きの作業に没頭してるとメンバーがちらほら集まってきた。

吉「すげー、それでシミ取れるの？」

「取れますよ！結構綺麗になるんです」

元「まじ！？俺のもやって！」

七「俺もやって～この前醤油溢しちゃったんだよね」

川「こらしめ！元太！佐々木さんの仕事増やさない！」

如恵留君お母さんみたい…。笑

「次会う時持ってきてくれればやりますよ？」

元「いぇーい」

七「やったー」

吉「本当お前らは、、」

松「佐々木さん、佐々木さん」

「はい？」

松「この前教えてもらったブランド行ってきた」

「本当！？あ、もしかして今着てるのも…？」

松「そう！めちゃくちゃ可愛いパーカーだったから買っちゃった」

「いいじゃん！すごい似合ってる！」

やっぱ松倉君お洒落だな。

宮「佐々木さん」

「はい！」

松倉君とはしゃいで話してたら、

宮「あれ見て」

指差された方を見ると、

ソファーに体育座りして、抱きしめてるクッションの隙間からこちらを見てる中村君の姿が。

「おっと…」

宮「かまって欲しいんだって笑いつも俺から話しかけてるから今日はAちゃんに話しかけられるまで口聞かない！ってさ」

面白がってニヤニヤしてる宮近君。

「なるほど…じゃあ今日は一回も話さないで終わるかもしれないですね」

ひで～って大笑いしながら、じゃあよろしくねって言われた。

なんだか飼い犬を預けられた感じ。

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