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中「おはよ」
「あ、おはようございます、」
楽しそうに過ごしてる皆を見てたらほっぺが緩んでたみたいで、絶対ニタニタした顔になっていたはず。
今来た海人くんからの冷たい視線でその事はだいぶ伝わった。
その後すぐ、”ふっ、”って笑いながら愛おしそうな目で見つめてくるもんだから、ドキドキが止まらない。
いや待てよ。
よくよく考えると、付き合うことになってから仕事場で会うのは初めてで、、。
なんだか少し緊張してしまう。
一回意識すると動きはぎこちなくなってしまうもので、
中「ふふっ笑 いつも通りにしないとバレちゃうよ?笑」
小声で言ってくる彼は私の反応を楽しんでるんだろうな。
「あ!ネックレス、ありがとうございました!本当に、助かりました」
中「あ〜、いつでも良かったのに」
…今口角上がったな。
そう思ったら急に抱きしめてくる海人君。
「ちょ!」
中「ねえみんな〜」
えっ!?今言うつもり!?
このタイミング!?
絶対今じゃないよ!?
軽く1人でパニックになってると、賑やかな皆の方から、宮近くんの声がした。
宮「おい海人。またAちゃん困らせてどうすんだよ〜」
中「困らせてないよ?だって、こういうことだから」
そう言ってさらに強くなる力。
私は背中を向ける形になってるから皆の表情が伺えない。
賑やかだった部屋も、静まりかえってしまった。
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りこんちゅ - 更新待ってました(;_;)めちゃくちゃ大好きです!!!ゆっくりでも全然かまわないので、ぜひ中村くんとのラブラブなストーリーをずっと描いていってほしいです!!!! (2021年4月22日 1時) (レス) id: 11000fae55 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あーさん | 作成日時:2020年6月4日 1時