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皿も洗って、洗濯して、掃除して、少しだけのんびりしてたら帰らなくちゃいけない時間になっていた。
「よし、じゃあ、私帰ります」
中「えーーー、あと1時間だけ!」
「それだと遅刻しちゃいます。一回家に戻らなきゃだし、、また明日一緒に撮影あるじゃ無いですか」
中「それとこれとは別じゃん」
「…わがままばっかり言うと怒りますよ」
この一言で静かになっちゃう海人君。
少し怒ったフリをして玄関に向かうと、シュンとした海人君が後ろからついてくる。
振り向いて顔を見ると、今度は捨てられた子犬みたいな表情。
「…なーんて、笑 本音を言うと私ももっと長い時間一緒に居たかったですし、、今度お互いのお休みが合う日に、また、その、、お泊まり?しても良いですか…?」
中「え!いい!いいに決まってるじゃん!」
嬉しいー!って大きい声を出しながら強く抱きしめてくれた。
私もそっと背中に腕を回す。
中「ごめんA。離したくないかも」
「…遅刻しちゃう」
中「頭では分かってるんだけどね?体が言うことを聞かない」
「なにそれ笑」
笑いながら顔を上げると絡み合う視線。
あ、、いつもの甘い顔。
その顔見せるの私だけであって欲しいな。
なんて思ってたら、
中「そんなに可愛い顔で見つめられたらさ」
近づいてくる綺麗な顔。
とっさに目を閉じると私の唇に触れた柔らかい感触。
そっと触れて離れていく。
中「キス、したくなっちゃうじゃん」
「っ、、」
今の私の顔絶対にやばいと思う。
中「フッ…顔真っ赤…笑」
「も、もう行きますからね!?」
中「はーい、いってらっしゃい」
「いってきま、、んっ」
最後にもう一度触れた唇。
一瞬にして顔の温度が上がった。
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りこんちゅ - 更新待ってました(;_;)めちゃくちゃ大好きです!!!ゆっくりでも全然かまわないので、ぜひ中村くんとのラブラブなストーリーをずっと描いていってほしいです!!!! (2021年4月22日 1時) (レス) id: 11000fae55 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あーさん | 作成日時:2020年6月4日 1時