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宮「そういえば海人は?」
七「あぁ、海人?そういえばさっきトイレ行く〜って言ったっきり戻ってきてない」
お腹でも壊したんじゃない?ほっとけば戻ってくるでしょ、としめ君は言うけど、
なんだか嫌な予感しかしない。
確か石井さん、カレンのグループの衣装も一緒に運んでたし、同じスタジオでカレンのグループの撮影…。
「…ここのスタジオ寒いですね、ちょっと暖かい飲み物買ってきます!」
松「…寒い?」
宮「いや、むしろ暑いから冷房付けて欲しい」
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トイレの近くに行くと何やらカレンの声と海人君の声が。
そっと隠れて覗いてみる。
カレン「ドラマの予告見ました!すごいかっこよかったです!」
中「あぁ、ありがとうございます」
カレン「もしよろしければ連絡先交換しませんか?海人君のこともっと知りたい!」
中「あー、っと、ごめんなさい、スマホ楽屋置いてきちゃいました」
カレン「電話番号くらい覚えてるでしょ?教えてくださいよ〜!」
そう言って腕にしがみつくカレン。
中「…思い出せないんでまた今度」
カレン「え〜。じゃあ私の連絡先教えるんで、今日絶対連絡ください!」
中「はいはい。…あ、あの」
中「俺の事海人君って呼んで良い女性、俺の大切な人だけなので、あんま呼ばないでください。それじゃあ、失礼します」
盗み聞きしてしまった。
そして衝撃的な事を聞いた。
”大切な人“
…いや、違う。
私じゃないかもしれない。
仲良いから言いづらいだけで本当は海人君って呼ばれたくないって思ってるのでは!?
ってか何やってんだろ、自分。
冷静に考えて盗み聞きって、、。
良くないことしちゃったな。
1人モヤモヤした気持ちのままその場を後にした。
レイナ「大切な人…ね?」
この時レイナが黒い笑みを浮かべてるとは知らず。
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りこんちゅ - 更新待ってました(;_;)めちゃくちゃ大好きです!!!ゆっくりでも全然かまわないので、ぜひ中村くんとのラブラブなストーリーをずっと描いていってほしいです!!!! (2021年4月22日 1時) (レス) id: 11000fae55 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あーさん | 作成日時:2020年6月4日 1時