16話 ページ18
凜華視点
夕餉の時間。
なんやかんやで私に関する説明会を終えた後に歓迎会も兼ねた夕餉が始まった。
それはいいんだけど・・・
燭台切「凜華ちゃん!食べたいものを言ってね!取ってあげる!」
三日月「凜華。俺の隣に座ってくれぬか?俺の膝の上でもいいぞ。」←
鯰尾「俺の足の間でも構いませんよ!箸であーんしてあげます!」←
しつこいんだけど。←
貴方「自分で取れるし座るし食べれるから別にいらないんだけど。」
獅子王「まあまあ!そう言わずに!唐揚げが美味いぞ!ほら、あー「ぬけがけはだめですよ!」」←
昔から思ったんだけどなんで男たちは私にこんなに構うんだろ?
御黒(相変わらず鈍感な奴。)
長谷部「お前ら、もう少し静かに食べれないのか!そんな行動をしていると凜華の食欲が進まないぞ!」
歌仙「と言いながら凜華ちゃんの周りだけに多くのおかずを置かないでくれないかな?みんなの分が取りづらいんだが。」←
本当だ。いつのまにか料理が私の周りに集まってる。
機動力が高い打刀だって聞いたけど凄いスピードでおかずを盛ってる。
あ、これうまっ。←
御黒(あの長谷部が凜華に惚れるなんてな;)
貴方「唐揚げ美味しいからもっと作って。」
食事当番「任せて!!!」(ダッ←
御黒「おいおい;」
出てきた料理を全種類食べていると私が好きなものの香りがした。
後ろを見ると御黒の手にコップと大きなビンを持ってきた。
御黒「ほら、お前の大好きな梅酒持ってきたぞ。」
貴方「梅酒〜。ありがと。それじゃい「ちょっと、主!?」」
誰だ私の梅酒との出会いを邪魔する奴は←
次郎「なんで未成年に酒を飲まそうとしてんの!?駄目でしょ!?」
・・・未成年。
石切丸「そうだよ。それに彼女はまだ中学生くらいだろ?」
・・・中学生。
御黒「お前ら、人を見た目で判断すんじゃねーよ。失礼だろ。」
長曽祢「?いや、彼女は年は14か15くらいなのでは?」
貴方(ムスッ
御黒「アホか。未成年に酒を渡すわけねーだろ。こいつは成人済みだ。」
大広間が沈黙に包まれると全員が凄い顔をして驚く声が上がる。
失礼だな。
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作者名:うさP | 作成日時:2019年3月25日 1時