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episode 3 ページ5







留「なるほど、いわゆる記憶喪失ってやつか」

いくら考えても自分の名前を思い出せず、
どこから来たのか、何故血だらけだったのかも
思い出せなかった私は、食満さんの言葉に
黙って頷いた。

潮「なんで記憶喪失なんかに…あ、わからないんだよな、すまん」

…。

仙「しかし、身元もわからない人物をここに
おいておく訳には…」

……。

伊「学園長先生には僕から後で言っておくよ。
この子すごい怪我なんだ」

………。

気のせいでしょうか。

みなさん私の頭を見ながら話してるような
気がする…。

「な、なにか頭についてますか…?」

仙「ついてるも何も…」

長「モソ…」

中在家さんが私の頭を指差す。
やっぱり何かついてるんだ…。

手を頭の上に持っていく。

「ん…?」

なんだこれ?
なんか、柔らかくて触ってる感覚がわかる。
触った感じ、形は三角形みたいな…。
もしかして…

「み…、耳?」

6年「耳、だな」

立花さんが私に鏡を貸してくれる。
頭には髪の色と同じ黒い猫耳が…

七「すげーっ、これも本物!?」

ぐいっ!

「ひにゃいっ!」

七松さんは目を輝かして何かを引っ張った。
腰に走った痛さに変な声を出してしまう。
七松さんは何を引っ張ったの…

「ししししし、尻尾!?」

私の腰から、耳と同じ色の尻尾が生えていた。
何これぇ…。

留「何でそんなの生えてんだ?」

そんなの私が聞きたいです!!


続く

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設定タグ:忍たま , 忍たま乱太郎 , 落乱   
作品ジャンル:アニメ
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メタ様ラブな私です。 - 面白いです!これからも頑張ってください! (2014年8月8日 21時) (レス) id: 413bfe4432 (このIDを非表示/違反報告)
パーカーのあいつ - 面白いです!更新頑張って下さい! (2014年6月6日 20時) (レス) id: 14d80d2ae7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:雨月 | 作成日時:2012年8月16日 10時

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