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『放課後、クラスに迎え行くね〜』
『ぇ…』
『じゃあね〜』
A「…ハァ」
あの後、紫原君に押し切られ
只今迎えを待っています。
私のクラスは3-C。
話してわかったこと、
紫原君と涼太は同じクラスらしい。
因みに、紫原君もバスケ部らしい。
A「涼太に…バレないようにしなきゃ」
極力人と関わらないこと。
友達は作らないこと。
…私は、守らなきゃならない。
――ガラガラッ
紫原「Aちーん。 行こ〜」
A「ぁ…う、うん」
眠そうな顔をしながら、
来てくれた紫原君に駆け寄る。
側に寄ると直ぐに手を握られた。
…指を絡めて。
A「ッッ!? 紫原、君!?」
紫原「Aちん、いちいち反応可愛いよね〜。 あんま、煽らないでね」
A「あ、煽る…?」
紫原「あ、つーか、フード取らないの?」
A「ぁ…こ、これは…」
紫原「ふーん…。 学校出たらとってね」
私は答えられなかった。
顔に熱が集まるのがわかる。
手を話そうとする度に、強く握られた。
まるで…離さないとでもいうように。
私はフードを深く被り、強く祈る。
“涼太に…見付かりませんように”
――――・・・・
A「あの…どこ、行くの?」
紫原「んー…内緒」
さっきからこれだ。
…学校を出て直ぐにフードを取られた。
手も離してくれそうにないし
人生諦めが肝心。
紫原「着いたよ〜」
A「ぁ…ここ」
紫原「知ってた?」
A「うん…。 来てみたかった…。 あっ!」
紫原「よかったし〜。 喜んで貰えて」
うっかり本音が溢れた。
顔、熱い…。
目の前にあるのは、
スイパラ(スイーツパラダイス)。
行った事なくて、行ってみたかった場所。
紫原「行こ〜」
A「うん」
自然に頬が緩んだ。
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【コメ返】
・ミクリア様
コメント、ありがとう。
面白いって思って貰えて嬉しい!
ゆっくり更新頑張ります(^∇^)
・宮地&今吉love様
コメント、ありがとう。
テンション高いッス(* ̄∇ ̄*)
面白いとか、嬉しい。
更新、頑張ります。
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レオ - ぎぃゃぁぁぁああぁぁぁい黄瀬君のヤンデレきたァァァァ (2015年2月12日 18時) (レス) id: 125a5b7f25 (このIDを非表示/違反報告)
キセキ - ああ〜ドSだったのにMよりになった… (2015年2月8日 23時) (レス) id: 7dfe26345b (このIDを非表示/違反報告)
こん - 面白い、頑張ってください! (2015年2月8日 11時) (レス) id: 78cd274465 (このIDを非表示/違反報告)
真尋(プロフ) - 始めまして〜これ見たらあ、ヤバイ…と思いましたw黄瀬廃なので…wてかこの小説読むと…ドMになっちゃうのでついつい見ちゃいます♪また更新してください← (2015年2月7日 23時) (レス) id: 75d3a4c79f (このIDを非表示/違反報告)
リィノ - 勧められて読みました!知らなかった事が悔しいです………!更新楽しみにしてます!! (2015年2月7日 20時) (レス) id: aec20d51dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:琶屡―ハル― | 作成日時:2015年2月3日 20時