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元「俺ずっとAさんと話したかったんっすよ」
「お、おぅ、」
正面から強い目力で言われ、思わずたじろぐ。
しめと一緒に現れたこの松田元太て男。
イマドキ男子て感じで、多分だけど私の苦手な人種。
龍「元太ミスコン出てたんだよ、知らない?」
「……知らない、」
龍「まあAそういうの興味無いもんね」
元「Aさん出たことないんですか?」
「ない」
松「絶対1位取れるのに、」
龍「ね?もったいないよ」
「賞品が20単位とかだったら出る」
元「うわ!それいい!!」
龍「それなら俺も出る」
松「しめ女子枠?」
「あー、しめがライバルは却下」
龍「何でだよ(笑)」
ご飯屋さんを出て、方向が違うしめとまつくと別れる。
元「Aさんどっちっすか?」
「こっち」
ホームの左を指す。
元「送っていきます」
「え、いいよ。松田くんあっちなんでしょ」
元「元太でいいっすよ。あ、電車来ますよ」
結局、松田くんは来た電車に一緒に乗り込んで家まで送ってくれた。
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作者名:真央 | 作成日時:2020年5月21日 17時