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授業が終わって、今日はバイトも無いし何しよっかな〜て考えてたら持ってたスマホが震えた。
まつく?何だろ?
「もしもし」
松「あ、Aちゃん?いまって大丈夫?」
「うん。大丈夫だよ」
松「えっと、あのー、さ、」
「うん」
松「今日しめとご飯行くんだけどよかったらAちゃんもどう、かな?あ、予定あるなら全然大丈夫なんだけど!」
「私も行っていいの?」
松「もちろん!」
「なら行く(笑)私もう授業終わったんだけどまつくどこいる?」
松「俺も終わったとこ!しめがあと1コマあるんだよね」
「じゃあ駅前で時間潰す?」
松「そうしよ!」
駅前でしばらく待ってると息を切らしたまつくが来た。
「え、走ったの?(笑)」
松「っ、だって、女の子待たすの、悪い、じゃんっ」
「大丈夫だよ。優しいね、ありがとう」
まつくの肩をポンと叩くと顔を上げた彼は嬉しそうに笑った。
まつくと顔を合わせるのは今日で2回目だけど、こないだの時もみんなにイジられつつも優しいんだろうな、て思うとこが所々あったのを思い出した。
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作者名:真央 | 作成日時:2020年5月21日 17時