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「とりあえず席つけつけ」
「Aは！？」
「あ、えっと、」
「分かったから、席つけゾム。Aはローテーションで回すから」
グルッペンさんが慣れたようにテーブルをばんばん叩くゾムさんを宥めた。わやわやと席に着いていくみなさんに押されて、私もとりあえず近場の席に着く。
「みんな〜トン氏とショッピくんも来たで〜」
「お疲れー」
「お疲れっす」
外で煙草を吸っていた鬱さんと、遅れていたトントンさん、ショッピさんも会場に到着した。ロボロさんがお酒はとりあえず全員分頼んだ！と手を上げて言えば、プロか？？と誰からか声が飛ぶ。
あ、え？お酒？
「あ、あの」
隣に座るシャオロンさんに話しかけようとしたが、その間を失礼しまーすと店員のお姉さんが割って入り、私の前にグラスを置いていく。
「あ、」
「みんな酒いったか！？よーし！じゃあグルッペンさんよろしくお願いします！！」
あの、と私の小さな声はコネシマさんの元気の良い声にかき消された。名前を呼ばれたのを受けグルッペンさんがグラスを持って、意気揚々と立ち上がる。
「今日は新しく戦力となってくれたAの歓迎会や！みんなよく面倒看るように！かんぱーい！」
かんぱーい！と大合唱と共にグラスがカチンカチンっと打ちつけられる。シャオロンさんが、Aと名前を呼んでくれて、私は慌ててグラスを手に取った。
「A、よろしくな」
「は、はい」
「Aちゃんよろしくー！」
「よろしくなー」
私の向かいのオスマンさんとひとらんさんもグラスを合わせてくれる。ぐいーっとそのまま一息にお酒を飲み干していくみなさんに、私はどうしようとぐるぐる考えながら少しだけグラスに口をつけた。
「Aちゃんいつから俺のとこ来てくれんの？？」
にこっとオスマンさんが私に声をかけてくれる。私は慌ててグラスを置くと、えっと、と口を開いた。
「いまはトントンさんのところをお手伝いしていまして」
「あ！トントンが教育係なんやろ？ええよなー！俺も教育係やりたいめうー」
「オスマンは出張多いし難しいんじゃない？」
「せや！オスマン今回はなに買ってきてたん！？」
ぱっと表情を輝かせるシャオロンさんに私が首をひねると、ひとらんさんが「オスマンは交易部だからいろんな国に出張が多いんだよ」と教えてくれた。
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あ - すみませんご送信です。 (2019年8月31日 22時) (
レス) id: 0db614de57 (このIDを非表示/違反報告)
あ - あ (2019年8月31日 22時) (レス) id: 0db614de57 (このIDを非表示/違反報告)
千歳(プロフ) - ももさんさん» ありがとうございます！気が向いたらゾムさんがどんな報告書を上げたのか、おまけ的な要素で書いてみたいと思います(笑)需要なさそうですが(笑)これからもよろしくお願い致します！ (2019年2月22日 21時) (レス) id: f6f8db44cb (このIDを非表示/違反報告)
ももさん(プロフ) - トントンのツッコミ面白いです！特に普通に続きが気になったの所がwwこれからも更新頑張ってください！ (2019年2月19日 3時) (レス) id: b96ea83328 (このIDを非表示/違反報告)
千歳(プロフ) - とうふさん» ひえーありがとうございます･･･！これからもどうぞよろしくお願いします！ (2019年2月14日 22時) (レス) id: f6f8db44cb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：千歳 | 作成日時：2019年1月25日 2時
