第46松 ページ46
A目線
再び目が覚めた。
私は相変わらず冷たい部屋で１人眠っていた。
いまだ手錠がついたまま。
伸びも出来ないし立てないし…どうしよう…
おそ松「あ、やっほー！さっきぶり！」
「ん…」
おそ松「えぇ〜何でそんなに不機嫌なの？」
首を傾げながらのぞき込んでくる。
何故私が不機嫌なのかが本当に分からないような顔をしている。
幸い手には何も持っていない。
おそ松「まぁ、いっか！」
おそ松はその場で座り込んだ。
その表情は余裕そうな顔をしている。
するとおそ松はポケットからスマホを取り出した。
「スマホ？おそ松持ってたの？」
おそ松「まぁね！他の松には内緒でスマホゲットした！」
「ニートにスマホなんて必要？」
おそ松「必要！大事な大事な連絡が取れるからねぇ〜」
「…？」
連絡？
誰かとライン交換でもしてるのかな。
おそ松はスマホを操作する。
おそ松「ご機嫌斜めなAにこんなものをご用意しました！」
「…動画？」
おそ松「そ！これ見たら機嫌直るんじゃない？」
スマホの画面を見ると、動画が流れた。
『カ…松…？』
『ラ…松兄…ん…！』
『よかっ…脈…あ…る』
緑色のパーカーと黄色のパーカーが映っている。
チョロ松と十四松だ。
動画はどんどん続いていく。
見ている途中で目を疑った光景があった。
驚きのあまり、目を丸くする。
『お前…なんでだ…よ…！』
『嘘…で…しょ…？』
『『トド松！！！』』
ナイフを持っているトド松がいた。
２人を刺そうとしたの…？
『今…だ…よ…かく…に…奴らを…れ』
『了…解』
そこで動画は終わった。
たった2分半の映像で頭痛がこみ上げる。
おそ松「どうだった？いい感じの眺めだろ？」
「…」
おそ松「いやー傑作傑作！！」
「…トド松も…」
おそ松「ん？ここだけの話でさぁ、俺が相談したらアイツ普通に仲間になってくれたんだぜ？いやぁ、お兄ちゃんに優しい末っ子だよな！」
「チョロ松…十四松…」
おそ松「本来はトッティがあいつらを始末する予定だったんだけど、見事に気づかれちゃったんだなぁ」
「始末…！？」
おそ松「まぁ、三男と五男は中々手ごわいし、流石に末弟１人で始末させるのはアレだし、急遽もう１人追加したんだよ」
「だ、誰！？一松？カラ松？」
おそ松「どっちだろうね〜あ、ご飯作ってくる！」
これからどうなるの…？
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沖田瑠美亜(プロフ) - ここで、ネタバレしないでもらえますか？他の方がこの小説を見る前にコメントを見たら先がわかってしまうじゃないですか。ちゃんと他の読者様が気持ちよく見られるようなコメントを心がけて下さい。 (2017年12月21日 19時) (
レス) id: 24f4ffea16 (このIDを非表示/違反報告)
紅月 りんご(プロフ) - 続きが早く見たい！！カラ松もグルだったとは… (2017年8月9日 14時) (レス) id: fcfcecdd39 (このIDを非表示/違反報告)
Kaen(プロフ) - おいトッティー！！！！グルか！？グルなのか！？こんのドライモンスターめ！！！カラ松にも手を出しおってからに!！！ムキィー！！！ (2017年8月6日 19時) (レス) id: 0bc6084405 (このIDを非表示/違反報告)
麻衣っち(プロフ) - トド松？！待って、頭がついてけない………。 (2017年7月31日 0時) (レス) id: 3d13f368f6 (このIDを非表示/違反報告)
神凪。(プロフ) - トド松…まさかのグル？！ドライモンスターめ…おそ松も何やってんだ！でもそんな二人も大好きです（≧∇≦）←トチ狂ってる (2017年7月30日 22時) (レス) id: a5980206f5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：天城 美依 | 作成日時：2017年6月28日 22時
