第37松 ページ37
トド松目線
おそ松兄さんが目覚めるのを待つこと1時間が経過した。
未だおそ松兄さんは目覚めない。
チョロ松兄さんは腕組みをしながら何か考え事をしている。
Aは必死で泣くのを堪えている。
そんな時だった。
おそ松「…A…？」
「おそ松…？起きたの？」
チョロ松「おそ松兄さん！？」
トド松「やっと目が覚めたんだね！」
おそ松兄さんはようやく目が覚めた。
Aは、おそ松兄さんにすがりつくように今まで我慢していた涙を零した。
「おそ松…！おそ松…！」
おそ松「ごめんな、心配かけて」
部屋は涙声でいっぱいになった。
点滴がポタポタと垂れる音が聞こえなくなるまでに泣き声が響き渡った。
するとおそ松兄さんは、その泣き声を止めるように話し始めた。
おそ松「ちょっと睡眠不足でさ、それで倒れたのかもな」
「そっか…」
チョロ松「……」
おそ松「あ、目覚めたばっかで悪いんだけどちょっと席外してくれない？トド松に話があるんだよ」
え？僕？
「わかった、チョロ松行こう」
チョロ松「…うん」
***
おそ松「それで、どうだった？」
トド松「うん、今日やっと知ったみたい」
おそ松「そっか〜いつか聞かれそうだなぁ」
トド松「ところで、Aの右足に何かしたの？」
おそ松「俺の言うことをきかなかった罰」
トド松「そう、やりすぎないようにね」
おそ松「Aは俺のものだから何してもいーのっ！」
トド松「まぁ、そうだろうね」
おそ松「絶対他の兄弟には言うなよ？」
トド松「わかってるって」
おそ松「それにしても、トッティが俺に協力してくれるなんて思ってもなかったわー」
トド松「そりゃあ、協力するよ。だって」
僕もおそ松兄さんも同時に笑みが零れた。
兄弟同時になんて、似てるなぁ。
トド松「僕はおそ松兄さんの味方だから」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 119人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
沖田瑠美亜(プロフ) - ここで、ネタバレしないでもらえますか？他の方がこの小説を見る前にコメントを見たら先がわかってしまうじゃないですか。ちゃんと他の読者様が気持ちよく見られるようなコメントを心がけて下さい。 (2017年12月21日 19時) (
レス) id: 24f4ffea16 (このIDを非表示/違反報告)
紅月 りんご(プロフ) - 続きが早く見たい！！カラ松もグルだったとは… (2017年8月9日 14時) (レス) id: fcfcecdd39 (このIDを非表示/違反報告)
Kaen(プロフ) - おいトッティー！！！！グルか！？グルなのか！？こんのドライモンスターめ！！！カラ松にも手を出しおってからに!！！ムキィー！！！ (2017年8月6日 19時) (レス) id: 0bc6084405 (このIDを非表示/違反報告)
麻衣っち(プロフ) - トド松？！待って、頭がついてけない………。 (2017年7月31日 0時) (レス) id: 3d13f368f6 (このIDを非表示/違反報告)
神凪。(プロフ) - トド松…まさかのグル？！ドライモンスターめ…おそ松も何やってんだ！でもそんな二人も大好きです（≧∇≦）←トチ狂ってる (2017年7月30日 22時) (レス) id: a5980206f5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：天城 美依 | 作成日時：2017年6月28日 22時
