第23松 ページ23
一松目線
深夜3:00
皆が寝ている時間帯。
いつものバカでかい布団から抜け出し、台所に向かう。
他の松が起きないようにね。
台所の電気をつけ、色々と準備をする。
…起きていればいいんだけどな。
僕の予想だと、起きている気がする。
だって晩ご飯全然食べてなかった。
Aが心配。
静かに階段を上り、Aがいる部屋の襖を開ける。
一松「やっぱりね」
案の定、起きていた。
「一松…？」
一松「心配だから様子見にきた」
「え、そうなの？」
一松「晩ご飯全然食べてなかったじゃん」
僕は、梨が乗った皿をAに差し出す。
一松「よかったら食べて…」
「…！ありがとう！」
よかった、食欲はあるんだ。
風邪かと思って心配したよ。
ていうか、不器用な僕が切った梨でも食べてくれるんだ。
一松「…大丈夫？」
「へ？」
一松「なんか、すごく気分悪そうに見えた」
「………」
一松「よかったら僕に話して」
「…聞いてくれるの？」
Aは心配そうな目で僕と目を合わせる。
表情から察するに何かあったんだろうな。
一松「聞くよ」
「ありがとう。実は…」
Aが話し始めたくらいの時にまた襖が開いた。
一松「おそ松兄さん？」
おそ松兄さんが立っていた。
おそ松「こんな時間になにやってんの」
「えぇと…なんでもないよ？」
A…？
なんでちょっと怯えてるの？
まさかおそ松兄さんと何かあったの？
喧嘩かな。
不安そうな目をしている。
おそ松「ごめん、一松。ちょっと席外してくれない？」
一松「え、でもAが…」
おそ松「イイカラ早くして」
一松「…わかった」
強制的に襖が閉められた。
僕は部屋の前でカラッポになった皿を持って呆然としていた。
おそ松兄さん、なんか変。
普通は寝ている時間帯なのになんで起きてたんだろう。
それに、僕は一切物音立ててなかった筈なのに。(猫パワーによる力)
朝、Aにちゃんと聞こう。
本当にAが心配で仕方ない。
なんだか胸騒ぎがする。
一松「…寝よ」
とりあえず、今日はもう寝る事にした。
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沖田瑠美亜(プロフ) - ここで、ネタバレしないでもらえますか？他の方がこの小説を見る前にコメントを見たら先がわかってしまうじゃないですか。ちゃんと他の読者様が気持ちよく見られるようなコメントを心がけて下さい。 (2017年12月21日 19時) (
レス) id: 24f4ffea16 (このIDを非表示/違反報告)
紅月 りんご(プロフ) - 続きが早く見たい！！カラ松もグルだったとは… (2017年8月9日 14時) (レス) id: fcfcecdd39 (このIDを非表示/違反報告)
Kaen(プロフ) - おいトッティー！！！！グルか！？グルなのか！？こんのドライモンスターめ！！！カラ松にも手を出しおってからに!！！ムキィー！！！ (2017年8月6日 19時) (レス) id: 0bc6084405 (このIDを非表示/違反報告)
麻衣っち(プロフ) - トド松？！待って、頭がついてけない………。 (2017年7月31日 0時) (レス) id: 3d13f368f6 (このIDを非表示/違反報告)
神凪。(プロフ) - トド松…まさかのグル？！ドライモンスターめ…おそ松も何やってんだ！でもそんな二人も大好きです（≧∇≦）←トチ狂ってる (2017年7月30日 22時) (レス) id: a5980206f5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：天城 美依 | 作成日時：2017年6月28日 22時
