L'incubo svegliarsi ページ5
『う、嘘でしょ....？』
目を開けた私の前には....
「A....？」
お母さまがいた。
あのときとまったく変わらないお母さまが。
『お、お母さま....？ど、どうしてここに？』
きっと.....また罵られて捨てられるのだろう。
私をそんな恐怖が支配して、体が思い通りにいかない。
「A！！どこにいってたの！？探したでしょ！？」
お母さまは私を叱った。けれど......いつもと違う。
お母さまの叱り方はいつものように冷たくなかった。
むしろ......温かかった。
『お母さま.......ごめんなさい...。』
そんなお母さまに私は戸惑いながらも頭を下げる。
そうすると......私を温もりが包み込んだ。
「よかった...！！本当によかった！！」
私をきつく抱きしめて涙するお母さまをみて......なにかが込み上げてくる。
生温かい涙が頬を伝った。
『ふ.....ひっく....うぇ....お母さまぁ......』
私は嗚咽を漏らしながらお母さまにしがみつく。
生まれて初めて...こんな温かい涙を流した。
いつも流すのは哀しい涙だけ。
哀しく冷たい涙だけ。
そうか。
私はずっと
お母さまの温もりを
人の温もりを
求めていたんだ....。
「おかあさん！！」
そんなとき
幼い、子供の声が聞こえた________
(彼女の崩壊まであと________________
ほんの数十分)
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黒壊(ガラケから) - 麗菜さん» 激しく同意です((親バカ((( (2014年10月5日 16時) (携帯から) (
レス) id: 3029444622 (このIDを非表示/違反報告)
麗菜(プロフ) - 取り敢えず夢主ちゃんかわいい (2014年10月5日 14時) (レス) id: 2638fe19db (このIDを非表示/違反報告)
黒壊(プロフ) - ひびきさん» ありがとうございます。更新頑張ります (2014年8月25日 9時) (レス) id: fb784deefe (このIDを非表示/違反報告)
黒壊(プロフ) - 雲雀ioveさん» 面白いなんていってもらえて光栄です。最新をできるだけ早く更新できるよう頑張ります。 (2014年8月25日 9時) (レス) id: fb784deefe (このIDを非表示/違反報告)
ひびき - 面白かったです！更新、頑張ってください！楽しみにしてます！ (2014年8月23日 14時) (レス) id: 1e7d44277d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：流兎 | 作成日時：2014年5月18日 20時
