11話 ページ17
「.......あれ...？なんで.....？」
目を覚ますと隣で髪が性格をそのまま表してる男の子....城島犬が気持ち良さそうに寝息を立てていた。けれど......なにかが足りない....。なにが....？
「！？」
そう思い周りを見回すと目に飛び込んできたのは真っ赤に熟れた二つの林檎...。
この林檎を見たら....なにかを思い出せそうな気がする。
ズキッ
「ぐっ！？」
そのとき、突如頭痛が僕を襲う。
『クフフ...』
あまりの痛さに頭を抑えているとどこからか声が聞こえた。
そして一瞬だけ、こちらを見て悲しそうな顔で少女が笑っている映像が見える。
その姿はまるで
一度だけ、母国である日本で見たことがある『雪』のようだった。
「貴方はいったい......誰？」
俺は知らないうちに目から一滴の粒を流しながらそう呟いた。
風が俺を包み込む....
その風がなぜか眩しく見えて目を閉じた。
『ねぇ......____________』
次、目を開けたときには少女はいなくなっていて、
代わりに小さな青っぽい花が一つ。
その花の名前はたしか.....
『これはですね、勿忘草
勿忘草っていうんですよ。』
そう、勿忘草。
勿忘草だ。
[勿忘草の花言葉は『私を忘れないで』...だっけ？
彼女もロマンティックなことするねぇ....。
化け物なのに]
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黒壊(ガラケから) - 麗菜さん» 激しく同意です((親バカ((( (2014年10月5日 16時) (携帯から) (
レス) id: 3029444622 (このIDを非表示/違反報告)
麗菜(プロフ) - 取り敢えず夢主ちゃんかわいい (2014年10月5日 14時) (レス) id: 2638fe19db (このIDを非表示/違反報告)
黒壊(プロフ) - ひびきさん» ありがとうございます。更新頑張ります (2014年8月25日 9時) (レス) id: fb784deefe (このIDを非表示/違反報告)
黒壊(プロフ) - 雲雀ioveさん» 面白いなんていってもらえて光栄です。最新をできるだけ早く更新できるよう頑張ります。 (2014年8月25日 9時) (レス) id: fb784deefe (このIDを非表示/違反報告)
ひびき - 面白かったです！更新、頑張ってください！楽しみにしてます！ (2014年8月23日 14時) (レス) id: 1e7d44277d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：流兎 | 作成日時：2014年5月18日 20時
