げいのおじん ページ40
宮田が何気なくテレビをつけると
たまたま俺らのＣＭが流れた
すると
陽「あー！お兄たん達だぁ…」
テレビを指差しながら
大きく目を見開く陽太君
俺らの顔と
テレビに映ってるキスマイを交互に見て
陽「…何でぇ？」
だって。
振り向いて
不思議そうに俺を見つめる彼
ひなたん、可愛すぎます…笑
千「俺ら、こう見えて芸能人なんだよ？」
陽「…げいのおじん？」
そういえば、
Aちゃんも
キスマイのこと知らなかったしな…
弟の陽太が知らなくて ビックリするのも
当たり前っちゃ当たり前かか…
藤「そう。テレビに出て、お仕事する人の事を言うんだよ。」
北「キスマイフットツーっていうアイドルグループなんだけど…」
ニ「知らないかな？」
陽「うん。ちらない。」
陽太君はあまり興味がないのか
それだけ言うと
テレビに視線を戻した
玉「素っ気ないね。」
ニ「ちょっと、傷つくわ。」
確かに笑
まあ、子供ってこうゆうとこがいいんだけどね
それから数分後
バラエティー番組を観て
みんなで爆笑してる中
何気なく後ろのソファに目を写すと
藤「あ、起きた？おはよう。」
まだ意識のちゃんとしてない感じの彼女が
トローンとした目をこすりながら
眠そうに天井を見つめていた
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作者名：もも | 作成日時：2014年7月23日 23時
