到着 ページ32
いくら真っ直ぐの道だといっても
海から家までの距離はそう近くない
着いた時には外はもう真っ暗で
3階建てのキスマイハウスの
リビングらしきとこだけ明かりがついているのが
外から見て分かった
なんか緊張するわ…
ゆっくりと玄関に手を掛けると
鍵は開いていて
少し拍子抜けしてしまう
陽「おじゃまちまちゅ…」
俺の足の裾を
ずっと握り締めたままの陽向君が
小さな声で言った
小さいのに
ほんとにしっかりしてるよね…
太「陽向は偉いなあ…」
Aちゃんを抱き抱えているので
頭を撫でてあげることは出来ないものの
俺のその言葉に
少しだけ照れてる笑みを向けてくれた
太「ただいまー。」
少し緊張しながら
リビングまで届くか届かないか
分からないような声で言うと
ニ「あ!帰ってきた!」
宮「遅いよ。ガヤさん!」
千「今まで何してたの?みんな心配したんだよー。」
玉「でも、何も無くて良かったね〜お腹空いた〜。」
北「まあ、ひとまず一件落着だわ。」
すぐに口々にメンバーの声が聞こえてきて
横「太輔、なんで電話出ないんだよ?心配したんだけど…」
横「なんかあっ…
喋りながらの登場の渉君は
俺らの姿を見た途端
目を大きく見開いて
口を開けたまま
石のように固まってしまった
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作者名:もも | 作成日時:2014年7月23日 23時