何事もないのが一番だよね ページ8
鬼「ギャハハハ!!肉だぁ!!」ザシュッ
鬼「女かぁ!!柔らかそうでいいn」ザシュッ
おっかねー、見た目キモいし、ヨダレ垂れてるし
っていうか殆ど私は鬼を狩っていないけどな・・・
今日は7日目だが、斬った鬼は盛って15体位だし
昼は寝まくって、夜は木の上で全力で気配を消してウトウトしているだけだから怪我もないし、寝不足にもなっていない
偶にコッチに気付く鬼も居たけどそいつは首チョンパだから安心してほしい←
そんなこんなで退屈している私だが、丑三つ時に急に地面が揺れ始めた
『!!っぶねぇ』
木から転げ落ちたが、体制を立て直す
にしてもこりゃ地震じゃないな、どちらかといえば巨人が歩いてきている様な振d・・・
手鬼「見つけた見つけた、狐じゃねえが十分旨そうだ」
そうそう!こんな感じの、巨体で・・・ん?
手鬼「なんだ?怖じ気ついたか?」
・・・Wow何ということでしょう!正にイメージした通りの鬼が目の前に現れるなんて、なんという奇跡なのでしょう!!←現実逃避
手がなんか多いし、緑色だし・・・こいつ人間辞めてるや、いや鬼の時点で人間辞めてるか←
手鬼「詰まらないな、死ねぇ!」
緑色の手がコッチに向かって来る
慌てて腰を落として呼吸の構えになる
『シィィィィィィ光の呼吸壱の型 光芒一閃』
手鬼「ザシュッあ?」
うん、頸が硬そうで斬れるか心配だったけど問題なかったな
因みに今のは私が編み出した光の呼吸だ
壱の型は光芒一閃、霹靂一閃とほぼ同じだ
居合でなくても使えるのがメリットだが霹靂一閃と比べると力は弱い、でも速度がその分段違いに速くなっている
まあ、年越し蕎麦の細く長くっていう感じだ
光の呼吸が蕎麦で、雷の呼吸がうどんって感じかな?
手鬼「・・お兄ちゃん・・・1人にしないで・・・」
そうか、お兄ちゃんが居たんだなこいつには
そんなこんなで7日の最終選別は何事もなく(?)終
了したのであった
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作者名:樹羅 | 作成日時:2022年12月22日 16時