さらっと救済しちゃっている夢主 ページ26
『私はスイカ割りのスイカじゃないですよ!?』
煉「容赦はしないと言った筈だ」
『私だったから良かったものの、女性には優しくしないとですよ』
ふらつきながら立つ脳が揺れる気がする←
杏「すごい・・・」
千「全く見えなかった・・・」
『クソ!悔しがる煉獄殿を見たかった!!』
煉「もう一回手合わせするか?ゴゴゴ」
『いえ!冗談であります!!!』
杏「凄い!!御影殿は柱なのですか!?」
『最弱の柱だよ』
千「凄いです!!!」
瑠「あなた、稽古に熱が入るのは結構なのですが庭をメチャクチャにしないで下さい」
周りを考えずに型連発しちゃったからな・・・←
煉「ムゥ・・・済まん」
『申し訳無い庭は私が整備しますので煉獄殿はご子息の稽古を続けて下さい』
煉「だが・・・」
『構いませんよ元々私がお邪魔したので』
被害を受けなかった所で煉獄殿が稽古をしている横で私は黙々と地面を平らにしていた
一瞬呼吸でメチャクチャになったから呼吸でなおせば良いんじゃね?と思ったがなおる確証はないので止めた←
仮にもっとグチャグチャになったら合わせる顔がない←
『さて、こんなものか』
流石に疲れた・・・縁側で座りながら放心状態になった←
瑠「どうぞ」
『庭をグチャグチャにしたのにお茶まで・・・本当すみません』
瑠「気にしないで下さいゴホッゴホッ」
『風邪ですか?』
瑠「それが分からなくて・・・先月程から咳がよく出るんです」
煉「俺は医者に行けと何度も言っているがな」
瑠「咳程度で医者に行く必要はありませんよ」
『・・・瑠火殿、咳の他になにか体調不良はありませんか?例えば食欲がなくなったり、痰が出たり、怠かったり』
瑠「確かに最近食欲が少しありませんでしたし、少し痰が・・・季節の変わり目のせいでは?」
煉「御影、どうゆうことだ?」
『少し脈を測らせても良いですか?』
瑠「ええ・・・」
『・・・』
脈が・・・ほんの僅かに規則的ではない
『瑠火殿、今すぐ医者に掛かったほうが良い
結核の可能性がある』
煉瑠「「!?」」
『痰が出たり、食欲がなくなるのは結核の初期症状です確かに風邪という事もありますが
最近結核が流行っていると聞きます
医者に掛かるだけ損はないでしょう
まあ痰が出る程度はまだ治療可能なので大丈夫とは思いますが』
瑠「・・・明日医者に掛かってみます」
『一般人の疑惑ですので確かではありませんがね』
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作者名:樹羅 | 作成日時:2022年12月22日 16時