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まさかのあまねぇ!!! ページ19

もうちょっと大所帯で行っても良い気もするが鬼に察知されてしまう・・・らしい


それなら尚更煉獄殿が行けば良かったのに柱唯一の既婚者で子供が居るからな


お見合いの心得も私より十分にあるだろ


そういえば今度煉獄殿の家に稽古をしにいくから子供がどんな子か楽しみだ(現実逃避)←


ぼーっと窓の外の景色を眺めていると気が付いた


あれ?私この景色知ってる


『失礼、この前には小さな町しかない道間違えていないか?』


「いえ!合ってますよ目的地はこの先の山の上にある神社ですから」


・・・


『その神社の名前は?』


「神籬神社です」


・・・あまねぇ!?


え?じゃあお見合いするのあまね!?


だってあまね兄弟居なかったし・・・え!?←


『ガーン知ってたのか?』


耀「知らない、と言えば嘘になるけど知ったのはお見合いが決まってからだったよニコニコ」


頭を抱える


待って、今すぐ帰りたい・・


だが此処で帰ったら他の柱に斬られる←


だって見えるもん!!もしここで帰ったら日輪刀を持って背後に炎のエフェルトを持ちながら斬られる絵面が!!←


懐に入っていた狐の面を顔につける


耀「どうして持っているんだい?」


『この前近所のお祭りに行った時ノリで買った』←


だって、友人同士のお見合いなんて気まず過ぎるだろ!!


それに町の人間は私は死んでると思っているだろうしね


私は空気、二酸化炭素だぁガタガタ←


「着きました」


先に馬車から下りて耀哉に手を貸す


「良くお越し下さいました どうぞこちらへ」


お久しぶりでぇす!!おじさん!!こんな狐の面を着けた変質者を突っ込まないでくれてありがとぉ!!←


絶対今お面の中で顔引き攣っている


胃が痛い通り越して胃に穴が空いていそう・・・←


馬車は麓で待っているらしい


今更だがコチラ側は大人が1人も居ないぞ??
(A19歳 耀哉13歳)


それを耀哉に言ったら「Aは黙っていれば大人に見えるから大丈夫」って言われた


鬼畜過ぎるだろ・・・

胃液が・・・タラタラ流れている気がする←→←まさかのお見合い



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作者名:樹羅 | 作成日時:2022年12月22日 16時

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