元太宰姉の征く!!鬼滅歩き!! (ページ11)

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バカは風引いても気が付かないからバカなんだよねページ11

一時が言っていた北北西の港町に来た

結構栄えているんだな

『一時、鬼の情報は?』

一時「2ヶ月前カラ15〜20歳ノ男ガ行方不明ニナッテイル!」

『男の共通点は?』

一時「全員港近クデ行方不明ニナッテイル!」

そうか・・・今の所鬼の気配はない

取り敢えず夜まで様子見だな

港町で1番高い建物の上に立ちながら街を見下ろしている

風が強く吹いて師匠から貰った長い羽織がはためく

今の所異常なしか、今夜は外れか?

!今何か動いた

住人か?いや人間が出せる速さじゃないな、鬼か

呼吸を使ってさっき見つけた場所に向う

居ない・・・

逃げたか?いや呼吸を使ったからそんなに逃げる時間はない筈だから逃げたとしてもまだ近くにいる筈・・・

漁船の近くを歩く

どうして鬼が居ない?気配もないし・・・

こうやって歩きながら考えていたのがダメだったのかもしれない

『!?ウワッ!!』

私は桟橋から足を踏み外して海に転げ落ちた

初任務で海に落ちるとかもうヤダァ←

アハ、なんでかな?海底に鬼が居る気がするなー(現実逃避)←

鬼「どうしてバレた!?」

足踏み外して転げ落ちたからだよこのド畜生!

『光の呼吸壱の型光芒一閃』

鬼「ｻﾞｼｭｯｷﾞｬｧｧｧｧｧ!!」

水中で型が放てるか心配だったけど、肺に酸素が入っていれば案外呼吸を使えるんだな

『ｹﾞﾎｹﾞﾎ!』

『ﾌﾞｩｴｯｸｼｭﾝ!!』

さ、寒い・・・

一時「ダイジョウブカ?」

『え、優しい・・・』

一時「オマエガ風邪ヒイタラオレガ暇ニナル!!」

『お前ツンデレだよな?だよな!!』

一時「ウルサイ!!任務モッテクルゾ!!」

『辞めろ!!私死ぬ!!過労死する!!』

その後ゾンビの如く藤の家紋の家にお邪魔して風呂だけ入って泥のように寝た

翌日・・・

『ｹﾞｺﾞｹﾞﾎ』

体が怠いし、咳も出るし熱もあるし

完璧に風邪ひいたな

海に落ちて潮風に当たったのがいけなかったんだな

『すまない、氷嚢をくれないか?』

「分かりました、今夜の夕食は卵がゆで良いですか?」

『態々すまない・・・ｹﾞﾎｹﾞﾎ』

「いえいえ、安静にしてください」

布団に入って頭まで布団を被せる

あれ?こんな風に休むのいつぶりだろう・・・

もうこれ社畜だ・・・絶対に原作が始まる迄には辞めてやる・・・!!