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第10話 ページ10

*


万斉「A、すまなかった。拙者があんなことしてなければ誤解されなかった…。」





 「え、万斎のせいじゃないよ……?」









 私、声震えてる。









 必死に涙が零れないように歯を食いしばって耐える。















 だって今ここで泣いたら




 晋助をまだ諦めきれてないみたいじゃん。









 晋助は私のことを好きじゃない、愛してないのに、私が晋助を愛してるだなんて。



 晋助にとったらありがた迷惑でしょ?









 私の変なプライドだ



















万斎「どうするんだ?晋助とは。」




 「晋助に任せます。離婚したいならするし。」






万斎「声、震えているでこざるよ。」









 そう言うと万斎は私の頬に手を添え、優しく語りかけてくれた。









万斎「晋助がお前の全てだと思うな。お前には仲間がいる。部下やまた子や武市、拙者だっている。」





 「ッ…!」





万斎「拙者たちをもっと頼れ。一人で抱え込むな。胸を張れ、堂々と。」








 「万………さ、い。ヒクッ、」









 我慢していた涙は優しい言葉に安心したのか、溢れてきた。















 「……そんな事したら、惚れちゃうじゃん。」





万斎「拙者は構わないでござる。」









 冗談で言ったのに。





























 そしてそんなやり取りをしている間、私はある人物に見られていることを知らなかった。


*




 

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設定タグ:銀魂 , 坂田銀時 , 高杉晋助   
作品ジャンル:恋愛
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ran(プロフ) - 続きが気になります!!更新まってます!! (3月4日 22時) (レス) id: cc8a597751 (このIDを非表示/違反報告)
きょこ - よ!!待ってました(^○^)たまたま見たら更新されてたので嬉しいですー!続き楽しみにしてます! (2019年11月23日 1時) (レス) id: f24271a241 (このIDを非表示/違反報告)
かなみ - 皆さん大変長らくお待たせしました!!本当に申し訳ないです!!これからはしっかり頑張ろうと思いますので、是非よろしくお願いします!!コメント、評価などお待ちしております! (2019年11月10日 20時) (レス) id: abdb489f1c (このIDを非表示/違反報告)
ミカサ - 更新まだかな (2018年11月20日 22時) (レス) id: 852236a56e (このIDを非表示/違反報告)
ミカサ - 更新まだかな (2018年11月20日 22時) (レス) id: 852236a56e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:かなみ | 作成日時:2018年9月8日 1時

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