私のラブレターは行き先を間違えた 【名前変換オリジナル】

16話∀　お姫様抱っこ？　（私side ページ18

いきなり連れてこられた場所は


A「･･･なんて？」

理久「だから、俺ん家♪」


だった。


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A「はぁ!?」


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私は逃亡を図･･･ろうと思ったけど、


腕をがっしり捕まれているので、逃げられなかった。


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A「せ、んぱっ･･･」

理久「恋愛の為には手段は問いません♪」


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コイツ･･･


悪魔だ･･･！


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理久「はいどーぞ」

A「･･･やです」

理久「入れって、誰もいねぇから」


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それ、


そっちの方がヤバイっすから！(笑)


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って、笑い事じゃないんだ


.


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理久「･･･ちっ、仕方ねぇな」


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そのまま私の身体がフワッと浮く。


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A「･･･え？」


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私は理久先輩にお姫様抱っこされていた。


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って言うのはちょっと盛った。


正確に言えば


「担がれてる」。


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A「お、下ろしてください！」

理久「ここで俺がこのまま手を離したらお前落ちるぞ」

A「下ろさないでください」


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即答だった私。


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でも･･･


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A「･･･お姫様抱っことか、
そんなロマンチックな感じがよかった･･･」


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だって、


お姫様抱っこだよ!?


.


一回はされてみたい･･･


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理久「お前にロマンチックは似合わない」


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ソッコー否定。


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こ、この野郎･･･！


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私は横目で先輩の顔を睨んだ。

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