私のラブレターは行き先を間違えた 【名前変換オリジナル】

14話∀　２ヶ月の猶予　（私side ページ16

放課後。


カフェテラスにて、理久先輩とお茶、なう。


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理久「大事な話がある。」


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神妙な顔つきで言われた。


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こ、これは･･･


別れ話か!?


思わず笑顔になってしまう。


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理久「別れ話だと思って笑顔になるな、地味に傷つく。」

A「すいましぇーん」

理久「むかつくなお前･･･！(笑)」

A「ささっ、早く本題に入りましょ？」

理久「･･･あぁ、
俺、考えたんだよ。
お前には好きな人がいるのに、無理矢理付き合ってお前を俺に縛り付けるのはどうかと思ってな。
だから･･･決めた。
期限は２ヶ月間。」

A「･･･期限？」

理久「ん。
２ヶ月だけ、俺と付き合え。」


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２ヶ月か･･･


短いような、長いような月日だな。


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A「･･･ま、２ヶ月くらいならいいですよ」

理久「ザ・上から目線」


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それにしても私、


ドＳ王子を前にしてこんなことが言えるだなんて、どんな贅沢だろう。


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普通の女子なら喜ぶだろうし、


２ヶ月なんて短いわ！(モノマネ中)


って思うだろう。


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A「･･･でも先輩、
なんでそんな私と付き合いたがるんですか？」

理久「そんなの･･･
ひとつしかないだろ。
お前が好きだからだ。」

A「は？」

理久「２ヶ月で･･･
お前が俺の事を好きになるようにしてやる」


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そのまま先輩は、お金を払いカフェを出て行った。


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･･･私の腕を掴みながら。

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