2話 ページ4
Aside
遂にナイトふんちゃらカレッジへ行く日となった。
様々な交通機関を使い、辿り着いたのは小さな孤島。
どんだけ遠いんだよ。
学校は街の外れにあるらしく、バスでそこへと向かう。
母「いい？ここでは問題を起こしちゃダメよ。学園長さんに迷惑をかけないように。」
バスの最中では、母親がソワソワとしながら注意を述べていく。
エレメンタリースクールでは幾多の問題を起こしては、親呼び出されたからな。
父「ほら見て！学校が見えてきた！」
父の指差す方向には、黒くて大きいお城のような建造物があった。
時間が経つにつれ、その建造物は段々と鮮明になって行き、やがてバスが止まった。
キャリーケースを引き摺ってバスの外へ出ると、全身カラスみたいなコーデをしている男が出迎えた。
学「フェルリックくん！いやあ久しぶりですねぇ。こうして会うのも何年ぶりでしょうか！」
父「クロウリーさん！お久しぶりです！こちら、妻のターラと、息子のAです。」
どうやらこれが学園長らしい。
ここの学校大丈夫か？
母「はじめまして。」
母が頭を下げると、学園長らしき人も頭を下げる。
『こんにちはー。』
口に含んでいた棒付きキャンディを片手に、手をブンブンと振る。
学「挨拶が出来て偉いですねえ。素晴らしい魔法が使えると、お父さんから聞きましたよ。今日からよろしくお願いしますね。」
ニコリと笑っている学園長は、どこか胡散臭く見える。
学「いやあ！うちの生徒にも子供との交流が必要だと思っていたので、丁度良かった！」
学園へと歩きながら、学園長と父があれやこれやとこれからの事を話す。
今は授業中なのか、生徒らしき人は1人もいなかった。
学「ここが学園長室です。さあ、どうぞ入ってください！」
学園長室に入り、促されたソファへと腰掛ける。
なんかよくよく見たら、ディ○ニーのヴィランの顔が飾ってある。
ディ○ニーは前世で暇だった時に見てたから、ちょっとだけ分かる。
ていうか、この世界ディ○ニーあるんだ。
まあ魔法あるしな。(？)
学「早速本題に入りますが、Aくんには明日から授業の見学をしてもらおうと思います。生徒たちの授業の様子や、授業内容に興味を持ってもらえたら嬉しいですね。」
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さにかん(プロフ) - なんだろ…僕の男主くんと絶対に合わないやつじゃん… (7月24日 13時) (
レス) @page9 id: 880b7bddc6 (このIDを非表示/違反報告)
真白(プロフ) - すんごい生意気だけど、そこがとっても可愛い♡すごく好き♡ (7月22日 14時) (レス) @page9 id: 720da0f6e1 (このIDを非表示/違反報告)
RIKI(プロフ) - 待ってwww男主クソガキすぎるwwwww、、、、、ところで男主よ、私と一緒に来ないか、、？？(おまわりさーん) (7月22日 3時) (レス) @page9 id: 885fa31fbd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：トマトマヨトマメトマト | 作成日時：2023年7月18日 3時
