434「愛される秘訣」 ページ49
A「謝らなくちゃならないのは私の方ですから。
なのに、私は、玉森さんから誤解だったと教えて頂いてからも、一切動きませんでした。
謝りたい、
会いたい…、
もう一度気持ちを伝えたい…、
もう想いばっかりが膨ら一方で何も行動しませんでした。
それは、どんな顔されるかな…って、、
今さら…って、、
そういう顔を向けられるのが怖くて。。。
逃げ続けていました。。
考えれば考える程…、後回しに後回しに…って、していました。。
。。。。
。。私は、卑怯な人間です。
正面から立ち向かう事もせず、
気が弱くて…意気地も無くて。。
もう…。。自分が情けないです。。。」
(玉森)「A…、、、」
A「だから、伝えてください。
�犲佞蕕覆い任�ださい�瓠帖�
�犒泙┐砲發海覆い任�ださい�瓩辰董帖�
玉森さんには、ここまで御膳立てして頂いて感謝しています。
だけど、今のままの自分じゃ…、
またすぐに藤ヶ谷さんを悲しませるだけです。
だから、
心の準備が整ったら、私からっ！絶対に…」
そう最後まで言い終えないうちに、
私は玉森さんに手を引かれ、
パッと抱き寄せられた。
(玉森)「それ、いつだよ？！」
ふわり胸の中…。
A「えっ…」
(玉森)「だから、心の準備が整って、私から絶対に謝る日って、いつなの？
きちんとガヤと向き合える日っていつだよ…。
強い自分になれる日ってさ…。
ガヤを悲しませないで、ずっと笑わせてあげれるような子になれる日って、、
いつ来るの？」
A「…それは……、、、」
直球な質問の嵐に、
思わず口籠もった…、、。
……、、
A「／だけどっ、私からっ、謝りま…」
(玉森)「A…、聞いて…。」
玉森さんは、抱きしめていた私を胸から離し、
目をしっかりと見つめ…
(玉森)「我慢しない方が愛されるよ…。
頑張らない方が愛されるし、
強がらない方が愛される。
完璧を目指さない方が愛される。
本当の自分を隠さない方が愛される。
愛されようと無理をするよりも自然体でいるほうが愛されるから…。」
A「玉森さん。。。。……」
涙が頬を伝うのが止まらなかった…。。。
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作者名：りんこ | 作成日時：2021年8月29日 0時
