1%の恋〔9〕 (ページ35)

今日:4 hit、昨日:8 hit、合計:54,277 hit

420「たくさん…、たくさん…、ずっと…」ページ35

トホホ…'''''

よく覚えていらっしゃる…'''''、、、

そして、

私が痩せた事までも、、

すごい観察力でいらっしゃる…'''''、、、

…

(玉森)「仕事…、両立…、大丈夫？」

A「うんっ。

今はバレンタイン前で忙しくてバテバテで…、

確かに少し痩せましたけど、

おかげさまで接客にもラッピングにも慣れてきましたっ！」

(玉森)「そっかぁ…。」

玉森さんは優しく微笑むと…

(玉森)「ねぇ…A、

こっち来て…」

ごろんとそっくり返ったままの私の体勢を自分の方へ引き寄せると…

腕枕する。

A「／／／」

…そんな私は、ガチガチに固まったまま天井を仰いだ。

、、、、、、

(玉森)「…Aに、話しがあるんだ…。」

A「？？」

…玉森さんの声は優しく、

そして、いつになく真剣な声だった。

…

(玉森)「俺ね…、

Aのことが好きだよ。

うん、すごく好き。」

A「／／！！、、」

！？、、、

？？〝好き〟？？、、、

、、、、、

〝好き〟…、〝好き〟…、、

………、、、

、、、、、

(玉森)「絵画教室もチョコレート店のバイトも…、自分のやりたい事とか目標に向かって突き進んでいっててさ…、

そういう所、すごく魅力的だな…って。

Aなりに楽しさを見つけてて、

そういう顔見ると…

あぁ〜俺、Aのこと、マジに好きだな〜って思うんだよねっ。」

A「／／／」

…そう言うと、玉森さんは上体を少し起こし、

腕枕されたままの私としっかり目を合わせる。

(玉森)「俺ね、

これからも、

たくさん Aの声を聞いて、

たくさん Aと笑い合って、

たくさん Aとお出かけして、

たくさん Aと手を繋いで、

ずっと一緒にいたいな…、って思ってるんだ。」

A「／／／」

……、、それって…、、

……、、

……

…玉森さんは、以前も同じような事を私に言ってくれた。

それで、

キス…されそうになって……、、

だけど、

あの時…、、私は藤ヶ谷さんとお付き合いをしていて……、、

……、、

だから、

玉森さんを突き飛ばし……、、

バタバタと…、、

この家を後にした…、、。

……、、、、

………