407「鬼退治しててさ」玉森side ページ22
玉森side
ー教室 ー
A「／すみませんでした！！、、」
席に着くなり、深々と俺に頭を下げる A。
(玉森)「／本当だよー。
最終日なのにさー。」
ってか、全然怒って無いし、
むしろ来てくれて嬉しいけど、からかいたくなってきて…
むくれて見せると…
A「私も、
今日は玉森さんの最終日！集大成だっ！
って、ずっと意識していたんですが、
チョコレート店が大変な盛況ぶりで大混雑でして…、、
、、
／って、言い訳しましたっ／、、、
申し訳ありませんでしたっ／！、、、」
今度は机に額をぶつけるんじゃないか？！って程に勢いよく頭を下げる。
(玉森)「ふふふ(笑)もういいよっ。
頭、上げてよっ。
俺も教室に入るの遅かったんだ。
だから、全然待ってない。」
笑顔を向けた。
すると、
A「そうなんですか？？
お仕事…押して…？？」
(玉森)「いや、鬼退治してて。」
ユイちゃんっていう凶悪な鬼を退治してたんだよ！
A「�犁澗犲��瓠�？
あぁ〜あのアニメの鬼殺隊みたいな感じですか？？(笑)
あっ！玉森さんって、炭治郎？」
(玉森)「そうそう。」
／って、違うわっww！！
宮田みたいなノリ、やめてよww
A「じゃー、炭治郎さん、授業始めますね！」
(玉森)「んははは(爆笑)
まぁ〜いいや、お願いします(爆笑)ww」
…………………
………
…
…そんなこんなで始まった Aの最終授業も終盤。
教師と生徒っていう…楽しかった毎回のこの時間も残り15分を切っていく…。
……
A「／／玉森さん！！
筆の持ち方も姿勢も、もう〜完璧です！！／／
私の出る幕無しです！！」
(玉森)「あはは(笑)
俺、本当の画家っぽい？！(笑)」
A「／／はいっ！！／／
／／とても素敵ですっ！！／／」
これで最終授業かぁ…って、既にロス感でいっぱいの俺に、
キラっキラの瞳で微笑んでくる。
(玉森)「／／／」
Aの このオーラに弱い俺は、思わず赤面すれば…
A「授業…、少し早いですが、
これで終わりにしたいと思います。」
(玉森)「／えっ？？？」
／何で？？
授業時間 目一杯やってよ、、
最後なんだしさ、、
俺としては、
少しでも長く…この時間を……、、
……、、
………
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作者名：りんこ | 作成日時：2021年8月29日 0時
