1%の恋〔3〕 (ページ3)

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103「男女の自然…」ページ3

(藤ヶ谷)「…こうしたかった。」

…耳元で…、囁かれ…。

A「／／…」

藤ヶ谷さんの香りを感じ、

その言葉と声だけが私の中で繰り返されていく…。

〝こうしたかった〟…

〝こうしたい〟…

／／…

………………

……

…

…付き合ったんだから、、

…付き合ってるんだから、、

こうなる事は自然な事で…

この先も……、、

……、、

／だけど、

／私は………、、、、

……、、

…………

…

…うん、私にとっては、あまりにも急な事だった。

玉森さんには話したけど、

付き合ったら…、付き合えたら…、、

こうなる事がセットのように起きる。

…それが怖かった。

…だから、9年前のあの出来事があって以来、

私は人を好きになる事は無かった。

恋はしなかった。

いや、

できなかった…、、

できなくなってた…、

恋をする事も、

愛する事も。

……、、

…その私が、あの暗黒な日以来、

初めて好きになれて、

恋に落ちて…、、

だけど、

誰しもが思ったよね…、

もちろん玉森さんも。

この私が、

まさかの藤ヶ谷さんと付き合えるなんて、

ありえないって。

…だから、玉森さんは私に言ったんだよね…、、

〝気持ち伝えてみなよ〟って…。

…当たって砕けろ！的なノリでさ……。

…、、

／うん、私だって思ったよ。

あの藤ヶ谷さんに相手にされるはずが無いや～ってさ。

だから、ある意味、前を向けたんだよ、、

…先の事ばかり考えて、

怖がっていても仕方ないか、、

まずは、伝えてみるか…って、、。

まさに、当たって砕けろで……、、。

……、、

／だけど、

当たっちゃったよ、、

神様のイタズラのように、、、

私……、、

どうしよ、、

もう…どうしたら…、、

………、、

………………

……