1%の恋〔2〕

91「転がった手帳」 ページ41

私は、下見の際に 庭園の管理事務所の方からお聞きした事を手帳に色々書き留めていた。




そこには営業時間など詳細も書き留めている。




……




／もう一度 手帳を見て確認しよう。




、、、






A「／あっ！、、」




／バラバラバラ…、、、、、




！！、、、、、






(藤ヶ谷)「！！、、、」




慌ててカバンを開けたからドジして、、




カバンをひっくり返すように落とし…






(藤ヶ谷)「大丈夫？！、、」




財布やら…、、




普段さほどつける事の無い口紅やら…

化粧品がバラバラと地面に転がり、、




雨が降っても大丈夫なようにと備えた折り畳み傘が二本…、、

…ゴロゴロと転がった。






(藤ヶ谷)「……、、」




でも、すぐに反応してくれて…




拾い集めてくれて…






(藤ヶ谷)「大丈夫？」






A「／すみません、、」




私も すぐに しゃがみこみ…

…拾い集めた。




、、




財布のファスナーが中途半端に開いていたのかもしれない、、

…硬貨までもが転がっていた。




…、、




普段やらない事なんてやるからだ。




キミには告白なんて無理無理！




お相手は藤ヶ谷さんだぞ！




…そう転がった化粧品や折り畳み傘、、

…硬貨までもが私をあざ笑っているようだった。






A「／ごめんなさい、本当っドジで／、、

／ありがとうございます、、」




拾い集めてくれている藤ヶ谷さんに目を向けると…






(藤ヶ谷)「……、、」




固まってた…。





A「／あっ！いやっ、それは…、、」




私の手帳を持ったまま…。






ー 1%の恋 ー









ー読者の皆様へ ー

いつも ありがとうございます。
「1%の恋(1)」が、お星様の色が赤色に変わる事ができました。
皆様のおかげです。
本当にありがとうございます(T_T)

そして、ここまでのストーリー、大丈夫でしょうか？
更新がトロく、申し訳ありません。
引き続き どうぞ よろしくお願いします。
作者より

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