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第94話 甘い香りとともに ページ4

※アーサー一人語り(ときおり勝手に始まります)


ア)「そうだな、俺の知ってる範疇で話すと、色々周りが煩いしな。
俺とA以外部屋出てろ。あ、これは生徒会長直々の命令だからなー。
・・・・・・エリザもだ。お前泣くだろ?やめとけ、な?

「あぁ、そうだ。フランシスも、菊も、フェリシアーノもだ。
ギルベルトは居てほしかったが・・・居ないんだよなー今。それは仕方ねぇか。

「ほらほら、さっさと自室に戻って寝てろー。明日もいつも通り学校があるからな。

「・・・よし、まぁ、二人きりになったところで―――いや、紅茶でも飲みながら聞いとけ。
今から作るからな・・・ちょっと待ってろ。

「知ってるか?紅茶にはカフェインが含まれててな、寝つきを悪くする効果があるんだよ。
どうせA、聞き終えるまで眠ろうとしないだろ?それなら、な?

「あ?知ってんのかよ・・・つまんねぇな。お前は何でも知って―――あぁ、まぁこのことも後で話すしな、今話しても同じか。

「狐雪もな、何でも知ってたんだよ。
Aは大体のことはしってるだろ?どれも本から得た知識しかないみたいだけどな。
狐雪は―――本当に、何でも知っていた。
さすがに、明日起こるできごとや、人の感情まではわからないらしいけどな。

「学校で習うようなことはもちろん、見知らぬ他人の名前、性格、容姿とか―――いわゆる、その人の基本情報だな。そういうものを知っていた。
怖い、と思うか?まぁそれも狐雪の正体を知ったらなるほどってなるけどな。

「狐雪は―――世界の、擬人化だ。」


 箱庭の王様

(確か彼女はそういっていた)

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ラッキーアイテム

革ベルト


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Yuki usagi(プロフ) - うがーo(`ω´ )o元気? (2012年11月13日 18時) (レス) id: 9d9bb77bf9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:鮮裏 | 作成日時:2012年10月20日 23時

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