167「カッコよすぎ」玉森side ページ17
玉森side
(藤ヶ谷)「離れているとさ…、
笑ってるのか、泣いてるのか…、メールやLIN○の文章のやり取りだけじゃ分からないからさ…。」
A「……。」
(藤ヶ谷)「まぁ…、Aちゃんにしてみれば、
今の心境で、
且つ対面で�狢臂翩廖��瓩辰栃垢�れて、
�狢臂翩廰瓩辰禿�えるのって、一番しんどいと思うんだ。
俺もそういう時あるし、人間って…そういうものだと思うんだよね…。
大丈夫じゃないから、こんな顔してるんだろーが！一人にしてくれよ！って思いになるしね。
だけどさ…、
そう投げ掛ける側にしてみると、大切な人が今どうしてるかな…って思って、眠れなくなるものなんだよね。」
A「……。」
(藤ヶ谷)「こういう気持ち…、しおりともあるけど、
仕事で顔を合わせるメンバーともあるしさ…。」
…長い赤信号が変わり、
再び車を走らせるガヤ…。
すると、今まで黙りこくっていた Aが口を開いた…。
A「藤ヶ谷さんは…そういう時…、どうやって乗り越えて………」
(藤ヶ谷)「�狒漢蛎臂翩廚犬磴覆ぁ��瓩辰董�言ってるよ。
しおりにも、メンバーへも。
ハッキリ言えたり、
自分を出せて八つ当たりできるのって、甘えられる相手だからだし…、
信頼してるからこそだしね。」
A「……、、」
(藤ヶ谷)「Aちゃんもさ、
玉の前では、痛くないふり、泣いてないふり、傷ついてないふりなんてしないでいいんだよ。
玉は、どんなAちゃんでも受け入れてくれるよ。
だって、玉にとって Aちゃんは、すっごく大切な人なんだから。
ね〜、玉〜！？」
(玉森)「／／も、もちろん／／」
突然話しを振られて、
赤面すると…
(藤ヶ谷)「はい、玉のマンション到着〜！」
俺のマンション前に車をつけるガヤ。
(藤ヶ谷)「甘えてきなよ、玉に。」
そう…後部座席を振り返り優しい笑みを Aへ向ける。
A「うん…。」
(藤ヶ谷)「じゃ〜決まり！
いってらっしゃい〜！」
……
ガヤには圧巻だった。
カッコ良すぎる。
俺には、こんなに上手く話す事はできないし、
説得力も無い。
ガヤ…、尊敬するよ。
本当にありがと…。
…………
……
俺と Aは、車を降り、
ゆっくりと部屋へと上がった。
ーファーストラブ ー
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作者名：りんこ | 作成日時：2022年12月3日 2時
