38「浮き足立った夜」玉森side ページ38
玉森side
A「//芸能人っっ!!ってこと?!//」
叫んだかと思えば、座ってたソファーから後退り、、、。
(玉森)「まぁ〜、うん。」
ようやく気づいてくれたかっ!
…と、思ったのも束の間、
A「/すっすみませんでした、、
私、とても失礼な事を言いました、、
/ごめんなさい、、」
あまりにも驚いたのか、、逃げ帰るようにAは慌てて鞄とコートを手にし立ち上がる。
(玉森)「/待って…」
/待ってよ、、
そうじゃなくて、、、、
俺は、そういう事が言いたかった訳じゃない、、
、、ただ…、分かって欲しかっただけで、、
、、、、
(玉森)「これからも、友達でいて…」
Aの手を掴んだ。
A「///」
…
俺に対するイメージが変わってしまったかもしれない…、
テレビの向こう側の人なんて…って、、
…近寄り難いって感じたかもしれない。
だけど、
今までと変わらずに、
食事に行ったり…、
買い物したり…、
友達でいて欲しい。
欲を言えば、俺をもっと見て欲しい、
好きになってもらいたい。
…
A「/私…なんかが…、友達で…、、」
(玉森)「うん、もちろん。」
俺は、Aを抱きしめた。
//…
って、俺……、、
A「///」
//感極まって、抱きしめちゃったよ//
(玉森)「///」
A「///」
(玉森)「//ごめん、、//」
俺は、慌ててAを離した。
(玉森)「//、、、」
…こんなの不信に感じたよな//、、
…これでまた警戒されちゃうよ、、
……、、
A「//私でよかったら…、
これからも、よろしくお願いします//…」
(玉森)「///」
だけど、思ってもいなかった返事が Aから返ってきて、
俺は、身体が震える程、喜びが込み上げていた。
(玉森)「//今度…、また…、うん、遊びに行こう。」
A「//うんっ…//」
…
浮き立ったまま…、
このままどこへでも飛んでいけそうな夜だった。
ーファーストラブー
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作者名:りんこ | 作成日時:2022年1月27日 1時